




















高校時代は剣道部に所属し、副キャプテンとして活躍。将来の夢はなかったものの、海外に行ってみたいという漠然とした思いを抱いていた。大和大学を選んだのは、グローバルビジネス学科の海外研修プログラムに興味を持ったから。資金補助制度など、手厚いサポート体制に魅力を感じ、進学を決める。
(くにひろ たくむ)
大阪府立槻の木高等学校 出身
1年生と2年生のときに参加したグローバルビジネス学科の海外研修を通じて、「将来は外国で働きたい」「もっとたくさんの国の文化に触れたい」という気持ちが強くなりました。最初は留学するしかないのかなと思っていたのですが、海外のインターンシップに参加できる制度があることを知り、迷わず応募。メキシコの日系企業で、2ヵ月間にわたってWebマーケティングに携わるインターンシップを経験しました。
具体的には、新規メディアサイトのマーケティングに携わり、SNS運用や記事の作成、Webデータの分析まで、幅広い業務を担当。また、現地の日本関連のショップを訪問し、現地スタッフとともにサイトへの広告掲載を提案することもありました。基本的にはデスクワークで、9:00~18:00のフルタイム勤務。アメリカ在住の上司とやり取りしながら働いていました。

仕事の進め方としては、週1回の会議で上司とその週の予定や目標を決め、日々の業務はチャットで相談しながら進めていました。最初の頃は、基本的に任された仕事に取り組むスタイルでしたが、次第に自分から新しいことにも挑戦したいと考えるように。そこで、「Webデータの分析にも取り組みたい」と上司に伝え、途中から担当させてもらいました。

海外で働くにあたって、事前準備はしっかりと行いました。まず、Webマーケティングの仕事だったので、ITに関する知識や基本的なリテラシーを習得。語学については、スペイン語の挨拶など簡単な表現を事前に覚え、それ以外は現地に着いてから、日々の会話や生活のなかで少しずつ身につけていけばいいだろうと考えました。ただ、実際に働き始めると、言葉の壁に悩まされることに。メキシコ人の社員との会話や日常生活で、英語やスペイン語を使う場面が多く、特にスペイン語には苦労しました。最初は何をするにも翻訳が必要でしたが、現地の市場で店員が拙い英語でも一生懸命話しかけてくれた経験から、完璧でなくても意思を伝える姿勢が大切だと実感。そこからは間違いを恐れず積極的に話すようになり、帰国する頃には日常的なやり取りもスムーズにできるようになりました。

インターンシップを通じて感じたWebマーケティングの醍醐味は、自分の工夫がサイトの改善につながり、その成果を数字で確認できることです。記事の読みやすさや、最後まで興味を持って読んでもらうための工夫を重ね、アクセス数が伸びたときには、自分の仕事が成果につながったことを実感できました。


一番の成功体験は、Webデータの分析をもとに、サイトのUI(User Interface)変更や内部リンクの設置、分析結果をまとめるスプレッドシートの作成など、さまざまな改善に取り組んだことです。分析結果をレポートにまとめて会議で共有し、自分の考えを説明しながら改善案を提案。実際のサイト改善まで携われたことで、Webマーケティングの仕事への理解も深まりました。

インターンシップで印象に残っているのは、海外で働く日本人の方々を間近で見られたことです。どのような経験を経て現在の仕事に就いたのかを知ることができました。実際に現地で活躍する姿を目にしたことで、海外でのキャリア形成がより身近になり、将来の選択肢も広がったと感じています。また、海外生活を通じて、不安があっても「意外と何とかなる」と考え、まずは一歩踏み出してみようと思えるようになりました。自分は人と関わることが好きなのだと気づいたことも、大きな変化です。現地の生活に慣れるにつれて、自分から積極的に行動できるようになりました。
メキシコでのインターンシップが有意義な経験になったのは、先生や家族の支えがあったからです。記事の作成もWebデータ分析も初めてだったため、最初は手探りでした。そんななか、先生に現在の悩みや今後の進め方について相談し、親身にアドバイスしてもらえたことが、とても心強かったです。また、海外インターンシップへの参加を決めた際には、家族も挑戦を応援してくれました。初めての海外生活で不安もありましたが、いつでも相談できる家族がいたことで、安心して挑戦できたと実感。先生方からの専門的なアドバイスと家族の支え、その両方があったからこそ、最後までやり遂げることができました。
今後の目標は、1年以上の海外生活を経験することです。今回のメキシコでのインターンシップを通じて、短期間ではわからない現地の文化や価値観、働き方をもっと深く知りたいと思うようになりました。現地で働く経験も積みながら、長く暮らすからこそ得られる学びを深めてみたいです。将来は海外を拠点に、大学で学んだマーケティングやITの知識を活かせる仕事にチャレンジし、さまざまな国の方々と関わりながら専門性を高め、国や文化の違いを越えて活躍できる人材を目指したいです。
(2026年9月25日掲載)
「意外と何とかなる」と実感できた!