あらゆる産業の基盤となる未来を
動かすものづくりの原点を学ぶ。
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独自の5専攻融合型カリキュラムと多彩な研究ゼミ
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日本を代表する企業との連携による実学教育、
最新鋭の設備を導入した環境
最新鋭の設備を導入した環境
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就職はもちろん国公立大学大学院進学・資格取得を強力サポート
STUDENT RESOURCES WE DEVELOP
育てる人材像
CURRICULUM
授業ピックアップ
機械工学特論I (産業交通機械工学)
自動車の衝突安全性を保証するボディ構造、雪道や山道でのスリップ事故を防止するためのアンチロックブレーキシステムや横滑り防止システムなどの最新の電子制御システムが、どのような理論や技術によって開発・運用されているのかを学びます。

機械工学特論I (航空宇宙工学)
各国がしのぎを削る宇宙開発。近年では民間企業の宇宙開発への参入も増えています。本講義では航空宇宙システム工学の入門講義として、航空機ならびにロケットや人工衛星など宇宙開発をめぐる歴史を紐解くとともに、これらの設計・運用のための基礎的知識を学びます。

機械工学実験実習
主に機械工学に関連する実験実習を行います。材料力学実験の代表といえる引張試験では、主に鉄鋼材料としてステンレス鋼を、非鉄金属材料としてアルミニウムと銅を取り上げ、強度、伸びなどの機械的性質を細かく調査します。実験で得られたデータは、工業製品の材料、建築物の材料開発などに活かされます。

宇宙システム工学特論
人工衛星のミッションは、通信・放送、航法・測量、地球観測および環境モニタ、天文学および宇宙物理学上の観測、月・惑星を含む太陽系天体の科学観測や探査など、多岐にわたります。人工衛星が正常に機能して任務を達成する上で重要な人工衛星の姿勢や軌道の制御方法、さらに航空・宇宙システムなどの大規模複雑システムの信頼性について学びます。
スペースシャトルや宇宙ステーション補給機が宇宙飛行士や物資を宇宙ステーションに輸送する場合、軌道上を周回するターゲット(SS)に対して、徐々に相対距離を縮めながら接近するランデブー技術が要求されます。

機械力学
動かない機械はありません。理科や高校の物理で学習したニュートンの運動の法則は、現実の問題を解くために使われます。とくに機械では振動現象が重要で、自動車や飛行機など交通機械の振動や地震に対する耐震問題など幅広く動力学を学びます。また、数学で学んだ微分や積分、線形代数の知識が、実際の工学現象を解くために役立つことを味わえる授業です。


生産工学
CAD (Computer Aided Design) を利用して設計された機械図面をもとに、機械を製造するための最新の生産技術と生産設備を学びます.
- 鋳造加工 (Casting):金属を溶かして,砂の型に入れて機械を作ります。和同開珎などの昔の貨幣の製造から発展したものです。
- 鍛造加工 (Forging):金属に大きな力を加えて変形し,機械を作ります。日本刀の製造から発展したものです。
- 機械加工 (Machining):鋭い刃物を用いて金属の表面を削ることで,機械を作ります.包丁でリンゴの皮をむくのと同じ方法です.
RESEARCH
最先端の科学技術を支える多彩な研究ゼミ。
未来の科学技術をリードしていくであろう多彩な分野の研究ゼミを設けています。豊富な経験と実績を有する教授陣による丁寧な指導のもと、学生一人ひとりが最先端の学びに触れ、高度な専門性を身につけたスペシャリストを育てます。専攻の専門領域を超えて幅広く学ぶことが可能です。
研究ゼミピックアップ
「ロボティクス・制御工学」
ロボティクスに基づいて
ヒトの運動制御メカニズムに関する
研究をおこないます。
学生自身が具体的な研究テーマを見つけ、
楽しみながら深めていきます。

CHECK 1
ロボティクスに基づいて運動制御メカニズムに関する研究を行います。CHECK 2
身体協調性(筋シナジー)やその獲得のプロセス、ロボットによるヒトの運動支援を研究します。CHECK 3
ヒトの身近な身体運動が対象となるため、ロボティクスが自然と理解できるように研究を進めます。
MESSAGE
学生には日々の学びから、研究テーマを自分で見つけ、それを楽しみながら深めていって欲しいです。
研究ゼミピックアップ
3軸方向加振を受ける膜面でカバーされた
半球タンク内液体の振動特性
(航空宇宙構造工学研究室)
人工衛星の燃料タンクとして用いられる球形タンク内の液体が、3軸方向に加振された場合どのような振動特性を持つのか軸方向加振台を用いた実験により解明していきます。
研究ゼミピックアップ
熱応力緩和型
傾斜機能材料の解析
(材料力学研究室)
スペースシャトルの機体(金属)表面に張り付けた耐熱タイル(セラミックス)の剥離防止のため、空間的に一つの機能から他の機能へと連続的または段階的に変化する一体の材料が考えられており、それを多層体で近似した熱応力解析を行っています。
研究ゼミピックアップ
植物工場における需要予測と
生産計画に関する研究 (生産工学研究室)
日本にはレタスなどの野菜を人工栽培する大規模な植物工場が100ケ所以上あり、安全・安心な野菜をスーパーマーケットなどに供給しています。最先端のデータサイエンスや人工知能技術を応用して、スーパーマーケットなどの需要予測を行い植物工場の生産計画を策定するシステムの開発を行っています。
SPECIALIST
各分野のスペシャリストがあなたを導きます。
研究者の特集記事をご覧ください。
EMPLOYMENT AND QUALIFICATIONS
万全の就職サポート。多彩な資格取得も可能。
少人数教育環境の下、日本を代表する企業との連携を活かして一人ひとりの希望の就職実現を強力サポートするほか、いずれの専攻でも希望者は多彩な資格の取得をめざすことができます。
取得をめざす主な免許・資格
機械システム工学専攻
- 1級管工事施工管理技士(受験資格)※2
- 2級管工事施工管理技士(受験資格)※2
- 1級建設機械施工管理技士(受験資格)※2
- 2級建設機械施工管理技士(受験資格)※2
- ボイラー・タービン主任技術者 ※2
- 消防設備士(受験資格)
など
※2 卒業後、要実務経験
VOICE
先輩VOICE


時代の最前線で
日本のものづくりを支えていきたい。
理工学科 機械工学専攻 4年
私立大阪学芸高等学校出身
幼い頃からものづくりに興味を持っていました。自分の頭にあるイメージを、自分の手で実際に形にしていく機械工学という分野は、ものづくりの面白さを直に味わえると思い選びました。機械工学実験・実習の講義では、実習工作室で実際に最新の機械や装置などを使って各テーマの実験を行うことによって、機械工学に関わるものづくりへの理解や体験を深めることができました。これからの時代、AIの進化などによって私たちの生活が変わっていくことが予想されます。そんな時代の最前線で日本のものづくりを支えていきたいです。


学びたい分野を勉強でき、
興味や探究心がさらに増しています。
理工学科 機械工学専攻 3年
兵庫県立八鹿高等学校出身
幼い頃から自動車が好きで自動車に携わる仕事に就きたいと思っていました。大和大学は新しい大学であり、最新の設備のある環境と広い視野から学べる理工学部の5専攻融合型カリキュラムに魅力を感じて進学しました。ずっと目指していた分野の勉強ができていることで、確実に夢に近づいているという実感があります。高校生の時にしたいと思っていることを、大学でより具体的に学ぶことでさらに興味が深まります。夢の実現のためにがんばってください。


高性能最新設備が整っており
最高にワクワクします!
理工学部 機械工学専攻 2024年卒業
高校の時、担任の先生の勧めで大和大学を知りました。ゲームをしたり絵をかいたりすることが好きな私は将来、ゲームクリエイターやイラストレーターを目標に学生生活を過ごしています。機械工学分野はモノづくりが核となり、視覚的に成果を残せる面白い分野です。理工学部棟の1階の実験工作室には高性能な機材がたくさんあるのでいろいろなことにチャレンジできます。大学での多くの出会いを大切にして成長していきたいと思います。


専攻を超えた
学びが刺激的です
理工学部 機械工学専攻4年
大和大学では専攻の枠を超えて幅広い技術や知識を習得することができる環境があります。機械工学にとどまらず、情報、電気電子、英語や心理学など、将来のためにたくさんの分野に触れてみたいと考えています。学生生活では特に、3Dプリンターやレーザー加工機などの最新設備で新しいチャレンジができることを楽しみにしています。国公立大学院への進学も視野に入れ、将来は制作・修理・修復作業などを通じ、困っている人を笑顔にすることができるエンジニアを目指します。