「政治を知る」ことから
私たちのリアルな生活への関心へ
POLITICAL SYSTEM
タノセ学長のよくわかる!政治の仕組み
「政治」っていう単語を聞くと、どうもアレルギー反応を示す人が多いようです。
でもその基本的な構造や、やっていることって実に単純明快なんですよ、本当は。
しかも政治って、どこか遠い場所で行われている、私たちに関わりのない世界の話じゃないんです。
すごく身近な、私たちの生活に密着していることだって、実は政治によって決められているのです。
そこで、少しでも政治に対して興味を持ってもらえるようにこんなページを作ってみました。
まずはこのページを読んでみることから始めてみませんか。
01
国会で日々行われていること
- 国会(国会議事堂)には国民によって選ばれた衆参国会議員約700名が活動しています。
- 国会では国会議員が委員会はじめ色々な場所で日本の将来にとって大事な案件を日々激しく議論しています。
- 議論が尽くされたところで決着をつけようということで、国会議員全員が集まって多数決で決めていきます。
- 賛成多数の案件は法律となって成立します。逆に賛成少数の案件は不成立となって日の目を見ません。
- 従って国会は日本の将来にとって大事なことを決めていく決定機関です。
- 決められる法律は全て私達の日常にかかわっています。
- 決定された法律は直ちに政府へと送られます。
01のポイント
国会は法律を決めてゆける唯一の機関です。
02
政府で日々行われていること
- 政府は総理大臣官邸、財務省、外務省など、十数の役所で構成されています。
- 総理大臣は国会議員の選挙によって選ばれ、その総理大臣が各省のトップである大臣を国会議員の中から主に任命します。
- 政府のトップである総理大臣をはじめ各大臣のもとで約65万人の国家公務員が働いております。
- 政府の主な仕事は、国会から送られてきた法律を具体的に執り行うべく計画を作り予算を立て推し進めていくことです。
- 従って政府は、日本の将来にとって大事なことを執り行う執行機関です。
- 決定機関である国会と、執行機関である政府の両輪で日本は運転されています。
02のポイント
国の決定機関と執行機関における一連の営みこそが「国政(国の政治)」と言えます。
03
地方(都道府県・市町村)も国と同じこと
- 地方の国会にあたる機関は<都道府県市町村>の議会であり、やはり決定機関です。
- 地方の政府にあたる機関は<都道府県>庁・<市>役所・<町村>役場となり、やはり執行機関です。
- 地方も決定機関と執行機関の両輪で運転されています。
03のポイント
地方の決定機関と執行機関における一連の営みこそが「地方政治」と言えます。
04
おわりに
私たちの暮らしというのはすべてといっても過言ではないほど、国政・地方政治によって決められています。
例えば消費税の税率。例えばスマホの値段設定。電気料金。大学入試制度なんかも、まさに政治によって決められることなのです。
つまり政治を知る、ということ全てが “私たちのリアルな生活に関心を持つ” ということに他ならないのです。
例えば消費税の税率。例えばスマホの値段設定。電気料金。大学入試制度なんかも、まさに政治によって決められることなのです。
つまり政治を知る、ということ全てが “私たちのリアルな生活に関心を持つ” ということに他ならないのです。