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理工学部のスペシャリストが、

高校生に講義します。

EXTERNAL LECTURE

出張講義

大和大学では高校生の皆さんに大学の学びの奥深さ、
面白さを体験していただくため出張講義を実施しています。
日程、募集人数、実施形態などはご相談に応じます。料金は無料です。

MATHEMATICAL SCIENCES

数理科学分野

数理科学分野

微分積分学で運動を捉える
~バスケットボールのフリースローを例として~

物理法則を始めとする自然現象は、時間又は空間に関する導関数が含まれた形で表現されています。
それは微分方程式と呼ばれています。
有名なのが自由落下運動の微分方程式であろうバスケットボール。
フリースローを例としてリリース角とその初速度の情報からボールの軌道を解析できることを説明します。
また、微分方程式が航空機の運動や自動車のエアバッグの衝撃感知、金属資源探査のなどにも関係していることを紹介しながら、微積分学の学習をさらに深めていく動機付けをおこないます。

数理科学分野

射影平面とメビウスの帯

ルネサンス以降、一つの視点を決めて、そこから見えるままに建物や人物を描く透視画法が発達しました。
そこでは平行な直線族は消失点と呼ばれる1点に収束するように描かれます。
そこから平面や空間に「無限遠点」を付け加えて、平行な直線は無限遠点で交わるとする射影幾何学が発生しました。
平面に無限遠点を付け加えた射影平面は、球面において対蹠点の組を「点」として考えて得られる表裏の区別ができない曲面であり、球面の赤道のまわりの部分は(伸び縮みを無視すれば)メビウスの帯と呼ばれるやはり表裏の区別のできない曲面になっています。
平面と射影平面の関係や、メビウスの帯の性質を具体的に調べてみましょう。

数理科学分野

素数について

現代数学における幾多とある研究対象の中で、素数は最も素朴な研究対象ですが、一方で最も難解な研究対象でもあります。
その象徴的な性質が、n番目の素数を表す一般的な公式の非存在です。
一方で正確に理解することを諦め大雑把であれば「素数定理」から素数の分布の様子を垣間見る事ができます。
本講義では素数定理を解説し、さらに身近な場面で素数が現れていることを紹介したいと思います。

数理科学分野

無限はいっぱいあって、計算できるのですか?

自然数全部の個数(?)と実数全部の個数(?)を比べるところから始めて,無限が無限に多くあることを紹介します。また、無限の足算,掛算,指数計算などを紹介します。

数理科学分野

lim (リミット極限記号) を使わない微分は可能なのですか?

limを使わないで二種類の近似等号だけを用いて微分を定義し、接線の方程式を式変形だけで求める秘密の方法を伝授します。

INFORMATION SCIENCES

情報科学分野

情報科学分野

コンピュータのしくみ

コンピュータの構成や機能、コンピュータで扱うデータについて分かりやすく解説します!

情報科学分野

コンピュータが苦手なこと

コンピュータおよびインターネットの進歩は目覚ましいものがあります。あらゆることがコンピュータでできる、あるいは、近い将来できるようになると思っている人も少なくありません。しかし、コンピュータなら簡単にできそうな問題でも、実はできないものや、できなくはないけど何万年もかかってしまって実質的にできないような問題も少なくありません。また、コンピュータの基本的な性能もほぼ限界に達していることもあまり知られていません。この講義では、コンピュータの限界について一緒に考えてみましょう。

MECHANICAL ENGINEERING

機械工学分野

機械工学分野

人工衛星の技術

人工衛星のミッションは、通信・放送、航法・測量、地球観測および環境モニタ、天文学および宇宙物理学上の観測、月・惑星を含む太陽系天体の科学観測や探査など多岐にわたります。人工衛星が正常に機能して任務を達成する上で、姿勢・軌道制御系は不可欠です。講義では、人工衛星を実現する技術の中で、特に人工衛星の姿勢や軌道の制御方法について、わかりやすく紹介します。(元JAXA 宇宙科学研究所客員教授による講義

機械工学分野

人間の心に響く感性工学設計とは?

私たちには,その深さを知らないまま心や感情があります。身の周りの製品にも,その形や色に対して好き嫌いを見つけます。機械工学が持つ真に人に役に立つ機械を創り、社会に送り出すという目的を考えると、機能や効率を考えるだけでは不十分で、人間の感性を汲み取った設計が必要です。固いと思われがちな機械工学ですが,人間の感情を定量化して製品開発に活かすことで,機械を使う際に気持ちよく疲労感も少ない安全な利用に繋がる機械設計を考えています。事例では色彩の認識からスタートして、曲面を含む形状に関して行った感性工学設計を紹介します。

機械工学分野

軽くて強い先端複合材料
~今より速くより遠くへ~

現在の限られた地球資源の中、持続可能な発展のために飛行機や自動車の更なる軽量化が重要です。CFRP(繊維強化プラスチック)は軽量かつ高い剛性と強度を持つ夢の材料です。すでに省エネや快適性の観点から航空機や自動車に応用が進められていますが、設計に特別の配慮が必要です。ここでは工学研究の一例として,飛行機などのCFRP構造の力学解析の研究と,最適設計(与えられた条件下で最も優れた設計案を探す)を紹介します。これらの研究成果により、高速化・省資源化という工学的価値を次世代につなぐことが可能になります。

機械工学分野

安全,安心の野菜づくり
~植物工場における野菜づくりの現状と課題~

日本では近年、栽培環境を人工的に制御するとともにLED光を活用して野菜の栽培を行う植物工場が建設され、生産された野菜がスーパーマーケットなどで販売されています。植物工場では、外界と隔離された工場内で野菜を栽培するため、気象変動や細菌・害虫の影響を受けず安全・安心な野菜を定常的に生産し出荷することができます。この講義では,植物工場の現状と課題についてお話します。

機械工学分野

世界一のモノづくり
~ロボット、AIを活用した自動者の生産プロセス~

自動車の生産台数は、全世界で数千万台に達しており地球温暖化の防止、持続可能な開発目標(SDGs)の観点からさらなる効率化と高度化が求められています。この講義では、産業革命以来のモノづくりの歴史を概観するとともに、日本における最先端の自動車の製造プロセスについて知ってもらいます。また、自動車生産におけるロボットやAI(人工知能)の利用についても解説します

ELECTRICAL AND ELECTRONIC ENGINEERING

電気電子工学分野

電気電子工学分野

スマートグリッドと再生可能エネルギー

電気は、電力会社がネットワークの周波数と発電所の出力を見ながら、その時の消費量に合わせて、発電所を集中的に制御しています。しかし、近年、コンピュータネットワークと情報処理技術の発展により、電力の流れを細かく見ることができ、電気を発生する側も使う側もきめ細かく制御しすることで、無駄なく電気を使うことができるようになりました。このような技術の総称をスマートグリッドと呼びます。再生可能エネルギーとして普及が進む太陽光発電や風力発電は、天候に左右されやすいですが、スマートグリッドの技術を用いれば、よりきめ細かな制御が可能となります。講義では、スマートグリッド技術の現状と再生可能エネルギーの普及のための最新技術についてお話します。

電気電子工学分野

電気の旅~発電から消費まで~

現代生活において欠かせない電気が発見され、使われ始めてから、まだ100年あまり。今や、生活に不可欠となった電気の技術の生い立ちと、電気技術の発展の歴史、発電所で電気が作られてから、送電線、変電所を経由して家庭や工場に届き、利用されるまでの流れをお話します。加えて、電気が流れていく中で生じる様々な現象と課題、その解決方法、最新の技術の進歩について紹介します。

電気電子工学分野

プラズマ科学

プラズマとは、原子や分子から電子が飛び出してできた正イオンと電子が集団となってほぼ電気的に中性を保っている状態を言います。宇宙において99%以上はプラズマの状態だと言われ、恒星や星雲などがその代用例です。地球上では、極近くのオーロラは別として、宇宙空間のように高エネルギーの粒子が飛び交うわけではないので、プラズマを自然で観測するのは困難です。しかし、気体を閉じ込めて希薄にしてやや高い電圧を印加すると、容易にプラズマが得られます。近年、地球上で人工的にプラズマを生成し、電子材料の作製や医療応用、さらには未来のエネルギー源となる核融合発電について研究開発が進められています。講義では、プラズマの基礎から応用までを分かり易く説明します。

ARCHITECTURE

建築学分野

建築学分野

生活を豊にする
住環境のユニバーサルデザイン

ユニバーサルデザインとは、障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず、安全・安心・快適に利用できるモノや建物、環境をデザインすることです。そのためには多様な人の存在を理解する必要があります。本講義では、きめ細やかな配慮が必要な身体的不自由な人から外国人観光客など一時的な情報不自由者までを対象に、困りごとをはじめ、国内外のUD事例の紹介などを交えながらお話します。そしてユニバーサルデザインが身近なことであると感じ、更には多様性を認めるきっかけになることを目的とします。

建築学分野

SDGs時代×建築デザイン

建築学はサイエンスであり、アートです。理系科目の好きの人はもちろん、文系科目が得意な学生も活躍できます。SDGs時代には、環境にやさしい、人をハッピーするデザインが求められています。大和大学理工学部では、PBL方式授業で少人数多専攻の学生がチームとなって、SDGsに取り組んでいます。「社会的要請を調べ、他業界の最新技術をキャッチして、デザインしていく。」建築家必須のプロジェクト統括能力をPBL方式授業で磨いてみましょう。

建築学分野

大学で学ぶ建築学と私の研究

講義では、まず大学ではどのような講義や演習・実験があるのか、卒業後にはどのような職種の仕事をするのか、また、そのためにはどのような資格が必要なのかについて説明します。次に最近の研究についてお話します。ほとんど廃棄処分されたり熱源としてしか利用されない、いくつかの材料(桧、茶がら、コーヒー豆かす、樹皮)を有効利用して建築の仕上げ材を試作し、その物性を実験によって調べているのでその結果などをふまえお話します。

建築学分野

いろいろな色

私たちのまわりには、色彩があふれています。その色彩は、私たちに様々な心理的・生理的影響を与えます。例えば、暖色・寒色とよく言いますが、要は色彩が、私たちの温冷感覚に影響を与えているのです。また、色彩の使い方(配色)によっては、全くイメージとは違うものになったり、見にくい(視認性の悪い)ものになったりします。特に、加齢とともに視機能が低下してくる高齢者に対して見やすい配色を施すことは喫緊の課題となっています。本講義では、色彩についての様々なトピックと取り上げます。

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