看護学科では、今年度から基礎セミナーの時間を活用して「１年生・２年生の合同授業」を開催しています。年間10回を予定しており、先輩後輩という学年の壁を越えた、人として、将来の医療職をめざすものとしての学び合いの場を提供しています。この講義のキーワードは、「パートナーシップ」です。1年生と2年生がチームを組み、それぞれの立場や強みを生かして課題に向き合います。

第9回では、看護についてチームでディスカッションした成果を2つの方法でまとめていきました。

1. 「どのような看護師になりたいのか」を画用紙に綴り、チームで記念写真を撮影しました。
最終章の2年生の修了式では、それぞれの学生たちの思いを映像と音楽にのせて届けていきます。

2. タイムカプセル レター「未来の自分にあてた手紙」を綴りました。
1年生：3年次の1年間という長きにわたる臨地実習が始まる前の自分に宛てた手紙
2年生：3年次の実習を乗り越え、4年次の国家試験対策が始まる直前の自分に宛てた手紙
学生たちの手紙は、それぞれの学生たちがどのように成長していくのかを教員が傍らで見守り、開封の時期がくるまで大切に保管させていただきます。

次週の総合教育は、いよいよ最終章です。2年生の修了式を行います。
1年間共に過ごした仲間たちとの別れと新たな旅立ちを応援します。
企画・運営は、一部、学生たちが担います。
教員一同、心に残る修了式なることを願っています。