2024年10月26日（金）に、理学療法学専攻4年生による卒業研究発表会が開催されました。4年間の学びの集大成となるこの発表会では、学生たちが各自の研究テーマに基づき、調査結果や考察を発表しました。研究内容は、臨床現場での問題解決に焦点を当てたものから、予防医学やリハビリテーション技術の向上に貢献するものまで多岐にわたりました。発表後には、教員や他の学生から鋭い質問や意見が寄せられ、学生たちは自らの研究を振り返りながら、さらなる理解を深める貴重な機会となりました。

研究能力は、調査やデータ分析、結果の解釈を通じて、科学的な視点で物事を捉える力を養うものであり、理学療法士として不可欠なスキルです。卒業後も、この経験を活かし、より高い専門性を持った理学療法士を目指して成長を続けていきます。

研究発表内容

• アロマが集中力と記憶力に与える効果時間の関係（研究計画）
• 閉鎖的運動連鎖（ＣＫＣ）における二関節筋の筋活動量の比較
• アロマオイルを用いたセルフハンドマッサージ～肩こりおよびストレス、リラックス感の変化～
• 浴槽縁の跨ぎ動作における筋活動の調査〜障害物の視覚的認識と高さの関連性〜
• 健常大学生に対する快適歩行が記憶力に及ぼす影響
• 若年者と高齢者において咀嚼速度の増加が歩行速度向上の一誘因になりうるか
• バーチャルリアリティを用いたエスカレーター動作解析　－杖が与える影響－