9月13日から15日の3日間、言語聴覚学専攻4年生による卒業研究発表会が開催されました。卒業研究発表会は、47名一人ひとりが言語聴覚療法に関連した研究を発表する場です。

研究テーマは、「認知期における視覚認知（食品の色彩）が食欲、味の判別に与える影響について」といった言語聴覚士の専門性を言及する内容から「在宅介護の食事場面においての介護負担感」といった言語聴覚士の視点から地域課題に言及したものまで、学生の豊かな発想と学問的探究心がみられました。

研究発表会を経て、発表した４年生は「将来大学院に進学して研究してみたい」や「この経験を活かして学会発表や論文執筆をしてみたい」など言語聴覚士としての学術的成長や、「患者さんに私が勉強したことを還元したい」や「臨床でも、研究の経験を活かしていきたい」などの言語聴覚士としての臨床での気持ちを述べていました。
また、聴講した下級生からは「すごく難しかったけど、先輩みたいに頑張ってみたい（２年生）」、「これからの自分の研究について、研究方法などとても参考になった（３年生）」などの意見が聞かれました。