7月20日（水）、関西電力株式会社の執行役員 エネルギー・環境企画室長である小川博志先生による実学講座を、理工学部・政治経済学部合同で実施しました。

今回の講義は「2050年カーボンニュートラルに向けて　～世界の動向と関西電力の取組み～」をテーマに行われました。
昨今の課題となっている節電や省エネについて、原子力発電の停止や火力発電の休止・廃止が主要な原因のひとつであること、およびウクライナ侵攻に関連するロシアへの経済制裁が日本の燃料調達に支障をきたすおそれがあることなど、身近な話題をからめてわかりやすくお話いただきました。
また、地球温暖化による気候変動問題やカーボンニュートラル（温室効果ガスの排出量を削減し、吸収量・除去量を差し引いた合計を全体としてゼロにすること）について詳細にご説明いただいたうえで、関西電力グループの取組みを具体的にご紹介いただきました。
学生にとって、電力会社における電力事業以外の多彩な取組みについて理解を深める機会となりました。