1月1２日、理工学部・政治経済学部の1年生を対象とした実学講座が行われました。

NTT西日本執行役員（技術革新部長）・白波瀬章先生に『Smartな社会をめざして～通信の仕組み・NTT西日本の取り組み・働き方』をテーマにご講義いただきました。

冒頭、白波瀬先生からからNTT西日本の概要と通信の仕組みに関しお話しいただいた後、IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想という新たな戦略を熱く語っていただきました。この戦略は、すべてに光ベースの技術を導入した「オールフォトニクス・ネットワーク」や、実世界とデジタル世界の掛け合わせによる未来予測等を可能にする「デジタルツインコンピューティング」、あらゆるものをつなぎ、その制御を実現する「コグニティブ・ファウンデーション」からなりたつとのこと。次世代情報社会を支えていくであろう最先端のテクノロジーの世界を学ばせていただきました。
また、沖縄・久米島での海洋温度差発電によるエネルギーの地産地消の取り組みなども紹介され、持続的な社会実現に向けた活動にもたいへん積極的であることがわかりました。