本学社会学部2年生の森本健太郎さん(20)が、10月に開催された「第25回全国障害者スポーツ大会(青の煌めきあおもり障スポ)」のブラインドベースボール種目に大阪市代表チームの一員として出場し、見事3位に入賞、銅メダルを獲得しました。
ブラインドベースボールは、視覚障害者向けに開発された野球で、主に音を頼りにプレーするスポーツです。ボールから出る鈴の音や、各ベースに設置された電子音などの「音響」をガイドにして、打撃、走塁、守備を行います。全盲の選手と弱視の選手が共に参加するため、声のかけ合いやチームワークが勝利の鍵を握ります。
弱視の森本さんは、13歳で視力に障害を負うまで野球に打ち込んでいました。大学入学後は、野球で培った体力を生かしてパラリンピック日本代表関係者にスカウトされ、現在はローイング(ボート)の日本代表チームにも所属しています。2028年のロサンゼルス・パラリンピック出場を目指す一方で、ブラインドベースボールのプレーヤーとしても練習を重ね、今年は大阪市代表チームのレギュラー(7番DH)の座を勝ち取りました。
今大会の準決勝では、惜しくも地元・青森チームに敗れたものの、森本さんは3打数2安打、うち1本は3塁打を放つ活躍を見せ、チームの表彰台獲得に大きく貢献しました。大会後、メダルを手に社会学部教員室へ報告に訪れた森本さんは、インタビューに対し「この競技は野球と一緒で、バットを使います。準決勝で敗れはしたものの、打撃で結果を残せたときはとても爽快でした。大阪市チームは全員がとても明るくて、良い雰囲気でした。来年も出場し、優勝を目指したいです」と力強く語ってくれました。

また、日頃から森本さんの練習や試合の話を聞いているという、同級生で友人の島部さんは、「大会前は少し緊張している様子もありました。しかし、世界を目指すローイングの話でも、今回の大会の話でも、常に目標を口にして前向きで熱い話をきかせてくれます。その姿に、自分も頑張らねばと刺激を受けています」と話しています。
二つの競技で全国、そして世界を舞台に挑戦を続ける森本さんの、今後のさらなる活躍が期待されます。皆さま、温かいご声援をよろしくお願いいたします。
