10月19日(月)、社会学部2年生を対象に「社会学プロフェッショナル講座」を実施しました。今回は関西テレビ放送の宮田輝美様をお迎えし、「『戦後81年』“平和”な日本の片隅で…」をテーマに、ドキュメンタリー報道の現場と問題意識についてご講義いただきました。
宮田様には、社会学部開設の2021年度より講義をいただいており、今年で6回目となりました。講義では、終わらない戦争や平和への疑問を起点とした番組制作の取り組みが紹介されました。これまでの宮田様のキャリアや最新の取材経験を踏まえ、我が国においても復員後、戦争トラウマによる家庭内暴力などが親から子へ(次の世代へ)と連鎖してきた実態、国家や社会により長年覆い隠されてきた背景が語られました。
また、取材における拒絶や個人のプライバシー保護、個人情報の重視といった現代特有の課題に触れつつ、映像や証言を通して伝えるドキュメンタリーの存在意義と、それが持つ戦争抑止と平和追求の可能性が提示されました。
学生には、報道のあり方やメディアの役割、さらには現代社会における戦争と平和のリアルな課題を深く見つめ直す貴重な機会となりました。

