10月7日(水)、政治経済学部1年生を対象とした講義「キャリア研究I」では、住友電気工業株式会社の常務執行役員・國井美和様をお招きし、「住友電工と経営戦略としてのダイバーシティの推進」と題して、講義をいただきました。住友電工様による講義は大和大学で毎年実施いただいており、國井様には2022年よりご登壇いただいています。
講義の冒頭では、住友電工の社史を簡単に紹介いただきました。1691年に愛媛県の別子銅山を開発し、1897年に「住友伸銅場」が開設され、銅線の製造が始まり、1939年に住友電工株式会社に社号を変更されました。現在は、光ファイバーや光ケーブルの製造で社会のネットワークとコミュニケーションに貢献しています。
住友電工のグローバルな事業活動は、グループで400社を超え、28万人の従業員により構成されています。そのため、住友電工では、経営戦略としてダイバーシティ&インクルージョンの推進を行っているということです。ダイバーシティ&インクルージョンとは、集団におけるメンバーの多様性、属性のバラツキのことを指します。ダイバーシティ推進の目的は、多様な人材が持つ能力・知識・スキルなどを活かし、新しい発想からアイデアや付加価値を生み出し、トップテクノロジーの創出と組織としての活力と競争力の強化、ダイバーシティに富んだ会社を目指すことであり、単に属性を多様化するだけではなく、「アンコンシャス・バイアス*」などによるマイナス効果の発生を予防することの重要性についても説明いただきました。
学生達も熱心に聴講し、グローバル企業の経営戦略について学ぶ貴重な機会となりました。


*アンコンシャス・バイアス:過去の経験や情報により無意識にもつ思い込みや偏見を指す概念のこと。