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ニュース: 保健医療学部

<保健医療学部>言語聴覚学専攻の2年生と作業療法学専攻の3年生が、臨床実習を終え報告会を開催しました。

2026年10月7日

保健医療学部・総合リハビリテーション学科では、夏季期間中に各学年で臨床実習が実施され、実習を終えた学生たちによる報告会がそれぞれ開催されました。

■ 言語聴覚学専攻2年生:「臨床実習Ⅱ」報告会(オンライン開催)

9月9日(水)、言語聴覚学専攻2年生による「臨床実習Ⅱ」の報告会も開催されました。今回はオンラインでの実施となりましたが、学生たちは臨機応変に対応し、スムーズに報告会を進めることができました。

報告会では、嚥下訓練、構音訓練、机上訓練、MMSE(Mini-Mental State Examination:精神状態短時間検査)をはじめとする各種検査・訓練など、臨床現場で実際に行われている言語聴覚療法を幅広く見学した経験について、学生から報告がありました。特に印象的だったのは、昨年度の見学実習と比較して、学生の「臨床推論」が大きく成長していたことです。単に「どのような検査や訓練を行っていたか」を観察するだけではなく、「なぜこの検査を行うのか」「患者さんの反応から何が考えられるのか」「その結果をどのように訓練につなげるのか」と、一歩踏み込んで考える姿勢がみられました。実習後の発表や意見交換においても、観察した事実を整理し、自分なりにその意味を考え、他者に伝えようとする姿から、昨年度からの確かな成長を感じました。

今回の臨床実習で得た経験は、次の評価実習につながる重要な土台となります。今後は「見る」ことから「自ら評価し、考え、判断する」段階へ進みます。今回身につけた臨床推論の視点を大切にし、評価実習でさらに成長してくれることを期待しています。

■ 作業療法学専攻3年生:「作業療法臨床実習Ⅲ」症例報告会

総合リハビリテーション学科作業療法学専攻の3年生は、6月から8月までの約9週間、病院や老人保健施設などでの総合臨床実習(作業療法臨床実習Ⅲ)に臨みました。実習では、指導者の作業療法士にご指導をいただきながら、対象者さんを多角的に捉え、その方に合った目標と作業療法プログラムを立案し、実際に治療を行いました。

実習を終えて久しぶりに大学に戻った3年生は、実習で担当した対象者さんについて「どのように評価し、どのような目標に向かって、どのような作業療法を行ってきたのか」を1枚のシートにまとめ、9月11日(金)の症例報告会で発表しました。対象者さんの状態や生活上の課題、治療目標、実際に実施してきた治療方法、最終時の結果などを自身の言葉で報告しました。報告会には2年生も参加し、先輩たちの発表を聞きながら、これから始まる実習について想いを馳せました。

発表後の質疑応答では、「その人らしい生活とは何か」「作業療法士にできることは何か」といったテーマについて、学生同士で活発に意見を交わし、教員からのフィードバックを得ました。3年生は今回の学びを胸に、いよいよ最後となる「臨床実習Ⅳ」へと進みます。

今回の実習および報告会を通じて、学生たちは医療専門職としての自覚をさらに深めることができました。実習を快く受け入れ、温かくご指導くださいました病院・施設の指導者の皆様、そして対象者や患者の皆様に、心より感謝申し上げます。医療の未来を支える魅力的な専門職を目指し、一歩ずつ成長を続ける学生たちへの温かい応援を、今後ともよろしくお願いいたします。


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