2025年9月20日、大和大学吹田キャンパスを舞台に、「第2回 近畿学生メディカルラリー」が開催されました。この大会は、医学・看護・救急救命士養成課程の学生たちが、職種の垣根を越えて一つのチームを組み、緊迫した救急現場での対応力を競い合う、実践的な学びの場です。全国から競技者と、それを支えるボランティアスタッフが集結し、熱狂と感動の一日を創り上げました。

それぞれの専門性が、パズルのピースのようにカチリと嵌まる瞬間、チームは最高のパフォーマンスを発揮します。この経験を通じて、学生たちは「連携」こそが、命を救う鍵であることを身をもって学びました。

競技を終えた学生たちからは、順位を超えた大きな学びと感動の声が寄せられました。

「最初はぎこちなかったが、最後には、初めてあったとは思えないくらい仲良くなりました」 「ラリー仲間との繋がりが、今の仕事に生きているという先輩の声を聞き、今回得た人脈は宝物になりました」

彼らがこの大会で得た「他職種の視点」「チームで命に向き合う姿勢」、そして「仲間との強固な絆」は、これから彼らが医療現場に立つ上での揺るぎない財産となるでしょう。