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教員の紹介
包慕萍

学部 理工学部
学科・専攻 建築学専攻
専門・研究 分野 都市史、建築史、まちづくり、デザイン
主な研究テーマ 日本を含む近代東アジア住宅地の形成及び比較研究
具体的な研究内容・特徴 現在、四つの科研プロジェクト(文部科学省科学研究費補助金事業)を推進しています。共通した研究対象地は、東アジアの住宅地です。いつイギリス発の田園都市思想が東アジアに導入されたのか?東アジアにおける生活様式の近代化において、日本はどういった役割を果たしたのか?など、国内外のフィールドワークをしながら謎解きします。大阪の池田室町住宅地や箕面、豊中なども研究対象地ですので、興味があれば卒業研究のテーマにできます。また、卒業研究では、大学院進学向けの卒業論文と就職向けの卒業設計の選択が可能です。さらにワークショップやシンポジウムなどへの参加を通して、国内外の大学の学生と交流する機会を提供します。
研究がどのように未来の世界を変えるか・貢献できるか 20世紀はスクラップアンドビルドの時代でした。つまり、古くなったものは取り壊して、新しくものに建て替えることが世界中を席捲しました。しかし、環境問題が深刻化している21世紀では、もうスクラップアンドビルドは通用しません。古くなった街並みや建物を改築する際、何か残すべきか?何か変えるべきか?その答えは、都市・建築史研究から導けます。国連では、SDGs(持続可能な開発目標)を提唱しており、その11番目の目標は、「住み続けられるまちづくりを」です。本研究室では、将来に渡り都市や建築を使い続けるためのデザインや伝統的技法の活用、地球環境への負担軽減策を考えて、サスティナブルな都市発展に貢献しています。
メッセージ 本研究室は、ゼミ生全員で多くの都市や建物を訪ね、町を歩き、目で建物を見て、手で建物に触って、五感で建物を感じ取る活動を実践します。まず、皆さんの家の近所や通学路の建物や街角を観察してみてください。疑問を抱いたら、そこから建築の学びが始まります。
関連リンク https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000040536827/

1910年代日本人建築家による中国・旅順の都市計画案