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あらゆる産業の基盤となる未来を

動かすものづくりの原点を学ぶ。

MECHANICAL ENGINEERING MAJOR

理工学部 理工学科
機械システム
工学専攻

※2025年 機械工学専攻をリニューアル

定員増
機械システム工学専攻では、ハード系・力学系から、
設計デザイン系、生産系まで幅広い知識と技術を身につけます。
また、専攻融合型カリキュラムによって「力学の基礎となる数学的知識」、
「シミュレーション技術やAI技術に欠かせない数学や情報分野の知識」、
「ロボティクスやメカトロニクス、ヒューマンインターフェースに必要となる
電気電子、建築分野の知識」などを総合的に修得することができます。

1
独自の5専攻融合型カリキュラムと多彩な研究ゼミ

2
日本を代表する企業との連携による実学教育、
最新鋭の設備を導入した環境

3
就職はもちろん国公立大学大学院進学・資格取得を強力サポート

STUDENT RESOURCES WE DEVELOP

育てる人材像

“未来社会の技術の担い手”
を育てます。

1

ハード系・力学系から、設計デザイン系、生産系まで幅広い知識と経験を身につけます。

2

専攻融合型カリキュラムで「力学の基礎となる数学的知識」、「シミュレーション技術やAI技術に欠かせない数学や情報科学分野の知識」、「ロボティクスやメカトロニクス、ヒューマンインターフェースに必要となる電気電子、建築分野の知識」などを総合的に修得します。

3

建設機械施工管理技師、ボイラー・タービン主任技術者をはじめ、様々な資格の取得をサポートします。

CURRICULUM

授業ピックアップ

構造振動学

機械構造物の構成要素である弦、棒、梁、膜、板、殻がどのような振動特性を持っているのかを、自らが数値計算を行い動きを可視化することで、より深く理解することができます。図は弦の中央を指でつまみ、そっと放した時の動きを表示しています。

機械工学特論Ⅰ(航空宇宙工学)

各国がしのぎを削る宇宙開発。近年では民間企業の宇宙開発への参入も増えています。本講義では航空宇宙システム工学の入門講義として、航空機ならびにロケットや人工衛星など宇宙開発をめぐる歴史を紐解くと共に、これらの設計・運用のための基礎的知識を学びます。

流体力学

機械4力学のひとつの専門科目です。航空機、自動車やプラント機器などの機械は空気や水などの流れの影響を受けています。その動きの基礎となる理論を学び、機械に作用する抗力や配管内の圧力損失などを計算して実際の工業装置の設計に資する技術の修得をめざしています。さらに、応用的な取り組みとして数値流体力学(CFD)の手法を取り入れ、複雑な流れの可視化方法についても学びます。

機械工学特論I (産業交通機械工学)

自動車の衝突安全性を保証するボディ構造、雪道や山道でのスリップ事故を防止するためのアンチロックブレーキシステムや横滑り防止システムなどの最新の電子制御システムが、どのような理論や技術によって開発・運用されているのかを学びます。

機械工学実験実習

主に機械工学に関連する実験実習を行います。材料力学実験の代表といえる引張試験では、主に鉄鋼材料としてステンレス鋼を、非鉄金属材料としてアルミニウムと銅を取り上げ、強度、伸びなどの機械的性質を細かく調査します。実験で得られたデータは、工業製品の材料、建築物の材料開発などに活かされます。

宇宙システム工学特論

人工衛星のミッションは、通信・放送、航法・測量、地球観測および環境モニタ、天文学および宇宙物理学上の観測、月・惑星を含む太陽系天体の科学観測や探査など、多岐にわたります。人工衛星が正常に機能して任務を達成する上で重要な人工衛星の姿勢や軌道の制御方法、さらに航空・宇宙システムなどの大規模複雑システムの信頼性について学びます。

スペースシャトルや宇宙ステーション補給機が宇宙飛行士や物資を宇宙ステーションに輸送する場合、軌道上を周回するターゲット(SS)に対して、徐々に相対距離を縮めながら接近するランデブー技術が要求されます。

機械力学

動かない機械はありません。理科や高校の物理で学習したニュートンの運動の法則は、現実の問題を解くために使われます。とくに機械では振動現象が重要で、自動車や飛行機など交通機械の振動や地震に対する耐震問題など幅広く動力学を学びます。また、数学で学んだ微分や積分、線形代数の知識が、実際の工学現象を解くために役立つことを味わえる授業です。

生産工学

CAD (Computer Aided Design) を利用して設計された機械図面をもとに、機械を製造するための最新の生産技術と生産設備を学びます.

  • 鋳造加工 (Casting):金属を溶かして,砂の型に入れて機械を作ります。和同開珎などの昔の貨幣の製造から発展したものです。
  • 鍛造加工 (Forging):金属に大きな力を加えて変形し,機械を作ります。日本刀の製造から発展したものです。
  • 機械加工 (Machining):鋭い刃物を用いて金属の表面を削ることで,機械を作ります.包丁でリンゴの皮をむくのと同じ方法です.

RESEARCH

最先端の科学技術を支える多彩な研究ゼミ。

未来の科学技術をリードしていくであろう多彩な分野の研究ゼミを設けています。豊富な経験と実績を有する教授陣による丁寧な指導のもと、学生一人ひとりが最先端の学びに触れ、高度な専門性を身につけたスペシャリストを育てます。専攻の専門領域を超えて幅広く学ぶことが可能です。

研究ゼミピックアップ

「ロボティクス・制御工学」

ロボティクスに基づいて
ヒトの運動制御メカニズムに関する
研究をおこないます。
学生自身が具体的な研究テーマを見つけ、
楽しみながら深めていきます。

CHECK 1

ロボティクスに基づいて運動制御メカニズムに関する研究を行います。

CHECK 2

身体協調性(筋シナジー)やその獲得のプロセス、ロボットによるヒトの運動支援を研究します。

CHECK 3

ヒトの身近な身体運動が対象となるため、ロボティクスが自然と理解できるように研究を進めます。

MESSAGE

学生には日々の学びから、研究テーマを自分で見つけ、それを楽しみながら深めていって欲しいです。

研究ゼミピックアップ

3軸方向加振を受ける膜面でカバーされた
半球タンク内液体の振動特性
(航空宇宙構造工学研究室)

人工衛星の燃料タンクとして用いられる球形タンク内の液体が、3軸方向に加振された場合どのような振動特性を持つのか軸方向加振台を用いた実験により解明していきます。

研究ゼミピックアップ

熱や物質の移動をともなう
流れのコンピュータシミュレーション
(熱流体工学研究室)

実験装置から製造プロセス、さらに環境中では、そこでの流れが熱や物質の移動に大きく影響しています。これらの移動現象の解明は、先端材料の開発、装置・設備の効率化や環境影響評価をおこなう上で欠かせません。本テーマではこれら流れの観察や測定に加えて、コンピュータによる数値シミュレーションを併用して複雑な現象を解明することにより工業装置の開発や改善をめざしています。

研究ゼミピックアップ

全方位移動が可能な業務支援ロボットの開発
(制御・人間工学研究室)

医療や福祉に携わる方々の業務を低減することを目的に全方位に移動できる支援ロボットの開発を行っています。ロボットに用いるセンサーの作動実験やモータの駆動制御等を学生自ら考え、プログラムの作成を行います。また、理論だけでなく、手を使い工作して物を組み立てる等ものづくりも体験できます。

最先端 / 最前線 ~ CUTTING EDGE ~

最先端の研究・環境を紹介する在校生の座談会をご覧ください!

SPECIALIST

各分野のスペシャリストがあなたを導きます。
研究者の特集記事をご覧ください。

LABORATORY

教員・研究室

北澤 雅之

人間工学・リハビリ支援機器開発

杉村 延広

生産工学,精密機械設計,植物工場シミュレーション

高田 一貴

熱流体の移動現象、ミキシング技術の最適化

千葉 正克

航空宇宙構造動力学、衝撃吸収

南 勝紀

キャリア教育

浜口 和也

切削加工、非破壊検査

佐藤 敦

切削加工、非破壊検査

福井 裕

人間工学、デジタルヒューマンモデリング

EMPLOYMENT AND QUALIFICATIONS

万全の就職サポート。多彩な資格取得も可能。

少人数教育環境の下、日本を代表する企業との連携を活かして一人ひとりの希望の就職実現を強力サポートするほか、いずれの専攻でも希望者は多彩な資格の取得をめざすことができます。

取得をめざす主な免許・資格

機械システム工学専攻

  • 1級管工事施工管理技士(受験資格)※2
  • 2級管工事施工管理技士(受験資格)※2
  • 1級建設機械施工管理技士(受験資格)※2
  • 2級建設機械施工管理技士(受験資格)※2
  • ボイラー・タービン主任技術者 ※2
  • 消防設備士(受験資格)

など

※2 卒業後、要実務経験

VOICE

先輩VOICE

最新の工作機械がそろう
実習工作室で「ものづくりの喜び」を感じる

前田 優斗さん
理工学科 機械工学専攻(現 機械システム工学専攻) 3年
大阪府立山田高等学校出身

自動車関係の仕事をしている父の影響で、幼い頃から自動車が身近にありました。興味がある自動車や機械について深く学びたいと思い、機械工学専攻に進みたいと思うようになりました。2年生の「機械工学実験・実習」という様々な種類の実験を行う講義が印象に残っています。最新の工作機械がそろう実習工作室で行う、実践的な実験を通して、改めて機械を組み立てる楽しさ、ものづくりの喜びを感じることができました。将来は、自動車関係の仕事に就きたいと思っています。さらに、英語も好きなので、大学入学後も続けているTOEICの勉強をさらに力を入れ、グローバルな活躍ができる人材に成長したいと思います。

学びたい分野を勉強でき、
興味や探究心がさらに増しています。

正垣 佑さん
理工学科 機械工学専攻(現 機械システム工学専攻)4年
兵庫県立八鹿高等学校出身

幼い頃から自動車が好きで自動車に携わる仕事に就きたいと思っていました。大和大学は新しい大学であり、最新の設備のある環境と広い視野から学べる理工学部の5専攻融合型カリキュラムに魅力を感じて進学しました。ずっと目指していた分野の勉強ができていることで、確実に夢に近づいているという実感があります。高校生の時にしたいと思っていることを、大学でより具体的に学ぶことでさらに興味が深まります。夢の実現のためにがんばってください。

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