




















高校時代はフルコンタクト空手と野球に打ち込む。特に、兄の影響で幼い頃から習っていたフルコンタクト空手では、高校3年生のときに第1回大会が開催された、大学生の全国大会「インカレ」での優勝を目標に、練習に励む。教員との距離が近く、主体的に挑戦する学生を支援してくれる点に魅力を感じ、大和大学に進学。
(みま としや)
私立箕面自由学園高等学校 出身
フルコンタクト空手(以下フルコン)とは、突きや蹴りなどを相手の身体に当てて闘う空手のこと。極真空手や正道会館などの団体で行われている空手が、これにあたります。現在、日本のフルコン界は、どの団体も少年部が中心。中学、高校、大学と進学するにつれて、競技人口がどんどん減っていく傾向があります。特に大学生は、時間的にも体力的にも一番稽古に打ち込みやすい年代であるにもかかわらず、フルコンを続ける人が極端に少ないのが現状です。
そこで「大学生になっても、続けてもらうためにどうすべきか」が検証され、明確な目標となる大会の開催が必要だと結論づけられました。そこで、業界ではインカレ(全日本学生選手権大会)を主催するUNIVAS(一般社団法人大学スポーツ協会)に準加盟。これにより、「全日本学生フルコンタクト空手道選手権大会」(インカレ)の開催が可能になりました。現在はこの大会を通じて、「大学でも続ける意味」「大学生として目指せる舞台」をつくり、フルコンの競技人口拡大につなげていくことを目指しています。

私自身も、こうしたインカレの意義に大いに共感し、その想いを体現する選手として1年生のときから大会に出場しています。全国の学生トップレベルと戦える環境のなかで、これまで積み重ねてきた練習の成果を試せることと、努力の結果が「全日本入賞」という形になることに、大きなやりがいを感じています。また、インカレで結果を残すことで、その後の就職活動においても大きなアピールポイントになると感じています。

3年生のインカレでは、過去2年連続で反則負けをした経験を踏まえ、しっかり勝ち切るために組手スタイルを作り直しました。 試合動画から敗因を洗い出し、距離の取り方や技の選択、当て方を一つひとつ検証。正しい動きを身体に染み込ませるのは大変でしたが、意識と反復を重ねながら粘り強く修正していきました。また、「勝ちたい気持ちが強くなったときほど雑になる」という自分のクセを自覚し、どんなときにも冷静でいられるよう、メンタル面の強化にも取り組みました。

努力を重ねた結果、インカレの中量級で、3位に入賞することができました。一番印象に残っているのは、大会の優勝選手に車が贈られていたこと。出場者のモチベーションを高め、本気で競技に向き合える舞台を用意していることも、インカレの魅力だと感じました。


インカレを通じて、「自分の立場や役割を意識しつつ行動する視点」を得られたと思います。単に“強い選手”であるだけでなく、“大学生フルコンタクト空手の価値や存在意義を示す立場”として試合に臨むことで、一つひとつの試合や結果の重みを強く意識するようになりました。自分のためだけに戦うのでなく、自身が「フルコン空手を大学生の競技として盛り上げる一端を担える存在」だと気づけたことは大きな収穫です。

大和大学は先生との距離が近く、相談しやすい環境が整っています。競技を続けながらでも、ゼミや就活のサポートもしっかり受けられました。大学の道場を自由に使えたことも、成果につながった要因の一つ。午前中に自主練を行うなど、自分のペースで練習できたので、課題にじっくり向き合うことができました。好きな時間帯に集中して練習できる環境と、周囲の理解があったことは、大きな支えになったと感じています。
一連の活動を通して、高校時代にはあまり意識していなかった「自分から動ける積極性」が身につきました。自主練や出稽古など、自分に必要だと思ったことを自ら選び、行動に移せるようになったのです。高校時代の自分には、「うまくいかない時期も無駄じゃないから、立ち止まらずに挑戦し続けてほしい」と伝えたいですね。
また、ゆくゆくは全日本大会に挑戦していきたいと思っています。やりたいことに本気で向き合える環境が整っているのが大和大学の魅力。競技も勉強も就活も、自分から動けば全力で応援してもらえますよ!
(2026年3月○日掲載)




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