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先生の手厚いサポートと、同じ目標に向かって頑張る仲間のおかげで、難関大学院に進学!

大和大学では、大学院への進学を積極的に支援しています。建築学専攻の学生の多くも、さらに専門性を深めるために進学の道を選びました。進路を決めるアドバイスを行う個人面談や、大学院のオープンキャンパスの引率、自分の将来を考えるヒントになるプロたちの講演会の開催などを通して、学生をサポートし続けたのは包慕萍先生。その指導のもと、大学院の受験に合格した先輩たちに、これまでの道のりを振り返ってもらいました。

包 先生
参加者(理工学部 理工学科 建築学専攻 4年)
  • 東京大学大学院合格! 森 恭彰

  • 筑波大学大学院合格! 森 湧梧

  • 筑波大学大学院合格! 廣田 華

  • 東京大学大学院合格! 宮崎 将也

  • 岡山大学大学院合格! 髙木 駿之介

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包先生の指導で
大学院進学の意欲向上!

包先生

学生たちの進路指導を行うにあたって、まずは将来どんな人生を送りたいのかというヒアリングを行いました。大学院進学か就職かの二者択一で考えるのではなく、将来の展望を聞いたうえで、ベストな道へと導くことが大切だと考えています。

森 恭彰

私は、包先生の恩師で東京大学大学院教授の藤森照信先生が、建築家としても活躍した“プロフェッサー(教授)アーキテクト”の生き方に惹かれました。自分も研究者になり、設計にも携わりたいと思って、東京大学大学院を目指すことに決めました。

森 湧梧

私の目標は、建設系の大企業に就職することです。包先生の都市計画論の授業で、六本木界隈や東京駅周辺の再開発事業を調べたのをきっかけに、大企業で都市再開発に携わりたいと思い、その能力を身に着けたいと考え、大学院進学を決めました。

廣田 華

入学時には、大学院進学をまったく考えていませんでした。包先生が企画した聴竹居や竹中大工道具館、京都の寺院や現代建築の見学会を参加したり、実際に大学院を見学したりするうちに、気持ちが大学院進学へと傾いていきました。
聴竹居の代表理事、建築家の松隈章氏による解説
竹中大工道具館(神戸)での見学

宮崎 将也

もともと漠然と大学院を目指したいと思っていたが、ただ、どの大学でどういう研究分野があるのか全然知りませんでした。包先生に相談したら、梅田のグランドフロントで開催される建築家シリーズの講演会を勧めてくれて、そこで私の大学院指導教員となる東京大学の教授の講演を初めて聞けました。

髙木 駿之介

大学院に対して、最初は堅苦しいイメージを抱いていたんです。ところが、オープンキャンパスに参加して、イメージが一変。楽しそうな雰囲気で、「進学したい!」という気持ちが高まりました。
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大学院訪問でモチベーション
が飛躍的にアップ!

包先生

髙木くんが参加したオープンキャンパスは、東京大学生産技術研究所の「生研公開」。3年生の6月に、ゼミ生11名を連れていきました。また、筑波大学大学院などを見学する機会も提供。目的は、大学院での研究の様子や学生生活を肌で感じてもらうことでした。

森 恭彰

我々が訪問した東京大学生産技術研究所の林研究室は、個性あふれるユニークな雰囲気でした。印象的だったのは、大学院生が廃材でつくったテーブルや竹でつくった本棚。まさしく自分が求めていた建築史研究と建築デザインの両方を学べる環境で、その場で、「進学先はここだ」と確信し、やる気満々になりました。

森 湧梧

講演会や国際シンポジウムを参加するうちに、筑波大学の山田先生のご指導を受けたいと思うようになりました。実際に大学院を訪問したら、自然豊かな広大なキャンパスに驚き、ここで学びたいという気持ちが大きくなりました。帰ってからは、真剣に受験勉強に取り組むようになりました。

廣田 華

私はダンス部に所属していたので、舞台の研究をしたいと思いました。包先生から「農村舞台を活かしたまちづくりの研究をするなら、藤川先生がいいと思うよ」とアドバイスをもらい、私も包先生の引率で、筑波大学を訪問しました。自然あふれる環境にひかれて、こんなところで大学院生活を送ってみたいと気持ちが高まりました。
大学院を訪問風景
国際シンポジウムの開催
構造研究室の日本産木材サンプル展示

宮崎 将也

自分は大学院で都市やまちづくり系の専門分野を選ぼうと思っておりましたが、包先生が「あなたは構造が向いている」とアドバイスをもらって、自分でも気付けなかった素養を見つけてもらいました。東京大学の「生研公開」で構造研究室を見学して、高さ200メートルの木造高層ビルの提案があったり、五重の塔の耐震研究があったり、木構造の最先端を行く研究室で、ぜひここで学びたいと思いました。ただ、正直なところ、東京大学は目標が高過ぎではと心配でしたが、戻ってからは、自然と計画を立てて大学院受験の勉強に励んでいました。

髙木 駿之介

印象に残っているのは、岡山大学大学院の研究室を訪れたときのこと。駅前の商店街でのアンケート調査を手伝ったりしたのですが、進学後の自分の姿をイメージすることができて希望が膨らみました
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第一線で活躍する研究者や建築家を招いての
特別レクチャーで建築の面白さを体験

包先生

建築学専攻の学生たち、将来にはさまざまな活躍のフィールドが用意されています。そこで、少しでも将来を考えるヒントになればと思い、各分野の第一線で活躍する研究者や建築家を招き、ゼミで毎月1回、講演会や座談会を開催しました

森 恭彰

もっともインパクトがあったのは、平城京の復元に携わっている元奈良文化財研究所の李研究員の話。垂木の金具を復元するため、1年間も研究を重ねて、何百万円もかかる実験を行って、一発勝負で成功させたというエピソードは、とても印象深かったです。

森 湧梧

参加してくださるのは、幅広い分野の最前線で活躍している方ばかり。しかも、それぞれのバックボーンやキャリアパスもさまざまで、大手企業がすべてと思っていた私の価値観はいい意味で覆されました。

廣田 華

最終的に私が筑波大学大学院で社会工学を選ぶことにしたのは、神戸の震災復興や限界集落の活性化などのまちづくりを実践している松原先生の座談会を聞いたからです。進路を決めるうえで、講演会や座談会はとてもありがたかったです。
座談会ポスター
松原先生の座談会

宮崎 将也

印象に残っているのは、講演会後の食事会。くだけた雰囲気のなか、収入のことやプライベートのことなど、ざっくばらんにいろいろな話を聞けたのがよかったです。

髙木 駿之介

驚いたのは、街づくりに携わっている先生の講演会。その方は、行政と市民との橋渡し役を担っており、住民の要望が街づくりに反映されるプロセスなどを教えてもらえて、街づくりの魅力に触れることができました。
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「一人じゃない!」と思える環境だったからこそ
お互いに支え合いながら頑張れた

包先生

受験合格という同じ目標に向かって頑張る仲間たちの存在は、学生たちのモチベーションアップにつながったようです。情報交換をしたり、教え合ったりするうちに、強い絆が生まれました。

森 恭彰

私が受験した東京大学大学院には、4時間で設計課題をこなす“即日設計”という試験がありました。志望校が同じ宮崎くんと一緒に、2日に1回くらいのペースで、模擬課題に挑戦。自分にはない発想をする宮崎くんの表現方法は、とても参考になりました。

森 湧梧

私のTOEICの点数がもともと300点台だったのですが、600点台を目標に、夏休みは大学に来て猛勉強。隣で森恭彰君は建築新人戦のデザインコンペの模型づくりに専念。喋る時間もなかったけど、お互いに支えあう気持ちでした。

廣田 華

大学院の受験勉強で、苦労したのは小論文です。仲間たちと一緒に小論文を見せ合って、感想を聞きながら内容をブラッシュアップ。この経験は、試験にダイレクトに生かすことができました。
ゼミで東京建築見学

宮崎 将也

我々が入学時にはコロナの影響で、大学で直接同じ学年の学生と会う機会が減り、友人ができづらかったですが、3年目の包ゼミで合宿したり、一緒にデザインコンペに取り組んだりして、打ち解けた関係になりました。森恭彰君は、いくつものデザインコンペで受賞して、TOEICも早くに700点台を突破して、同期の我々を引っ張ってくれました。

髙木 駿之介

同じ大学院を目指す友人の存在は大きかったです。受験勉強の際、お互いに教えてもらったり、小論文について議論したりしていました。また、家だと集中できないので、私は主に大学で勉強するようになりました。一緒に机に向かって頑張る仲間たちがいてくれたからこそ、頑張ることができました。

大学院への進学はゴールではなく通過点!
新たなフィールドでさらなる成長を期待

包先生

TOEICのスコアが倍以上になったり、専門知識を蓄えたことで論理的に物事を考え、文章化できるようになったりと、みんな大きく成長を遂げました。大学院を目指す学生は、ほぼ全員が第一志望の大学院に合格できました。今年の4年生は、理工学部の第一期生なので、先例がない中で、本当によく頑張ったと思います。大学院に進学してからも学び続けて、さらに自分の可能性を広げてください。

森 恭彰

はい!“プロフェッサー(教授)アーキテクト”を目指して頑張ります。

森 湧梧

大学院では、アジアの都市開発について研究をする予定。留学生とも交流しながら、グローバルな視点で物事を考えられる人材を目指します。

廣田 華

私の進学先は、さまざまなプロジェクトに参加できる環境。茅葺きの補修をはじめ、いろいろなことにチャレンジし、経験値を高めていきたいと思っています。

宮崎 将也

大学院進学後は、木質構造の第一人者として知られる著名な先生の下で学ぶことになります。多くのことを吸収し、専門性を磨いていきたいですね。

髙木 駿之介

今年秋に岡山大学大学院と東京大学大学院で共同開催された研究会に参加しました。さまざまなディスカッションを通して、自分を高めることができました。大学院でも新しいことに積極的に挑戦し、自分をバージョンアップさせていきたいです。


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