数理科学専攻の宮下鋭也准教授がアルジェリアの国際数学学会で講演を行いました。

学会名：『Recent Developments in Ordinary and Partial Differential Equations』

指数関数の非線形性を持つ微分方程式について講演を行いました。
まず、現在までに知られている
・Gelfand problem
・nonlocal Gelfand problem
・平均場方程式
についての結果を紹介し、次いでGelfand problemに類似した「Gelfand-type problem」を提起。
パラメタと初期値を十分小さく取れば放物型問題の時間大域解が存在することを示しました。
最後に、更にパラメタを小さく取ると得られた時間大域解が0に収束することを示しました。