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教員になるという夢を叶えるために、先生や友人に支えられて試験に挑む

4つの自治体で
合格をもらいました!

小学校時代からずっと、夢は教員になること。高校時代は3年生の4月までバスケットボールに打ち込んだほか、2年連続で文化祭の劇に挑戦したり、体育祭で応援団長を務めたりと、さまざまな経験を積む。その後は、教育学部のある大学を目指してひたすら受験勉強に励み、大和大学教育学部に進学した。

桝田 達哉
教育学部 教育学科 数学教育専攻

大阪府立清水谷高等学校 出身

Teacher

子どもの頃からの夢を叶えるために大和大学へ

もともと、国立大学の教育学部をめざしていましたが、センター試験(現・大学入学共通テスト)がうまくいかず、私立大学を探すことに。そこで関西の教育学部のある大学を調べるうちに、中学、高校、小学校の複数の教員免許が取得できる大和大学に魅力を感じました。

当然、入学後は、昔からの夢である教員になるため、教員採用試験に挑戦することに。試験は主に都道府県規模で行われますが、政令指定都市など大きい都市では各政令指定都市が独自で行うところもあります。大阪府では、大阪市、堺市、豊能地区と、それ以外のエリアの4会場で実施。ただし大阪府の高校教員採用試験に限っては、すべての公立高校の管理が府教育委員会に移行されたので、大阪府全域での募集のみとなっています。

試験は1次試験と2次試験がありますが、大阪府は3次試験まであり、一般教職・教職教養・専門教養の筆記試験と小論文、模擬授業、個人面接、集団面接、集団討議、実技試験、場面指導などから内容が選ばれ、自治体ごとに試験が行われます。

Mathematics

難関の高校教員採用試験に合格できたのは、先生による勉強会のおかげ

教員採用試験に向けて、私が本気で勉強し始めたのは3年生の夏休みでした。その理由は数学教育専攻の樋山先生が、3年生の後期から週に1回ほどの頻度で数学の勉強会を開いてくれたからです。

数学教員をめざす学生が5人くらいずつグループをつくり、先生と日程調整を行って採用試験対策の勉強会を開いてもらいました。

専門教養の実力が非常に大切と言われている高校の教員採用試験に私が合格できたのは、この樋山先生の勉強会のおかげだと自信を持って言えます。高校の採用試験を受験する仲間たちと一緒に樋山先生に頼み込んで、4年生の前期に入ってからも継続して開いてもらいました。本当に、樋山先生には頭が上がりません。そのほか、小論文や面接の練習では、さまざまな先生にお世話になりました。

Pass

友人のアドバイスや周囲の支えを受け、4つの自治体の試験に合格

試験に臨むにあたって特に苦労し、努力が必要だったのは、エントリーシートなどの作成。自治体によって、電子式だったり紙媒体だったりと様式はさまざまですが、難しかったのは紙に記入するケースです。実際に書き込む前は、「各項目に、普通に文章で書けばいいんだ」と思っていたのですが、友人からアドバイスをもらった際に衝撃を受けました。

友人は指定された紙の枠のなかでレイアウトなどをしっかり考えて、題名をつけたり文字の大きさを変えたり、一部を太字にしたりし、まるで自分を宣伝するポスターのように作り込んでいたのです。ただ単に文章を並べるよりずっと見やすく、試験官の目にとまるようなシートを工夫を重ねて作っていることに驚きました。自分もそうしたエントリーシートを作成しようとしたのですが、創作的なことはもともと苦手なので、多くの人に意見をもらいながら、自分なりに頑張りました。

そして迎えた教員採用試験。私が受験したのは、高校は大阪府と埼玉県、愛知県、中学は奈良県と北九州市、高知県、岡山県の計7自治体。その内、大阪府、埼玉県、奈良県、北九州市の4つの自治体に合格することができました。春からは、大阪府で高校教員になる予定です。大学で身につけた力を存分に発揮して、生徒から信頼され、しっかりと学力を伸ばしてあげられる教員になりたいです。

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