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社会的ニーズが高まりつつある、言語聴覚士を目指して勉強中!

高校時代よりも
探究心が深まった!

高校時代は、部活動でサッカーに明け暮れる。身近に高齢者が多かったことから、リハビリ関連の仕事に興味を持つ。理学療法士を目指していた兄の影響で言語聴覚士の存在を知り、国家試験の合格率が高い大和大学へ。現在は、大学での学びに加えて大学病院でのアルバイトを通して、多くの学びを得ている。

永用 彰人

三重県立木本高等学校 出身

Quest

国家試験合格を目指し、仲間と刺激し合いながら勉強中!

言語聴覚士は、「話す」「聞く」「食べる」といった、人が生きるうえで欠かせない身体機能を回復へと導く専門家。常に探究心を忘れずに自身を高めることができる言語聴覚士を目指し、日々勉強に励んでいます。入学してすぐ、この世界はとても奧が深いことに気づきました。「摂食・嚥下」「発声・発語」「言語・認知」「聴覚」と幅広い領域があり、さらに大人と子どもでその対処法が異なるのです。

言語聴覚士を目指す私たちの共通の目標は、国家試験に合格すること。1年次から講義室や自習スペースで夜まで勉強をするなど、講義以外でも継続的に勉強を続けています。ずっと一人だと煮詰まってしまうので、週末や長期休みなどは友だちと一緒に勉強するようになりました。分からないことを互いに教え合いながら、助け合って学習しています。友だちに教えるときは、患者さんに説明するときのことをイメージします。そのため、難しい言葉を使わずに、分かりやすくレクチャーするよう心がけています。

国家試験の受験資格を得るためには、実習に参加する必要があります。初めて臨床現場での実習に参加したときに、知識不足を痛感しました。先輩のサポートや先生の指導のおかげで何とか乗り越えることができたものの、大学で身につけた知識の裏付けの必要性を強く実感しました。次の実習では「知りません」「分かりません」という言葉を使わなくていいよう、“小さいこともひとつひとつ”を大切にしながら学びを深めています。

Edge

大学病院でのアルバイト経験を通して、生きた学びを得る

言語聴覚士になったら、臨床現場の最前線で活躍したいと考えています。学生のうちから現場の雰囲気を感じておきたいと思い、1年次から大学病院のリハビリ関連部門で看護助手のアルバイトをはじめました。講義では得ることができない、貴重な経験をすることができています。アルバイトを通して、言語聴覚士としての知識だけでは、患者さんを満足させることができないということに気付きました。政治や社会、文化など幅広い知識があってこそ、コミュニケーションをスムーズに進めることができ、信頼関係を深めていけることを実感しました。

看護助手のアルバイトを始めてから、もうすぐ2年になります。「お世話になりました」「次も永用君にお手伝いしてもらいたい」といった言葉をいただけるのがやりがいです。先端医療に携わる一員として患者さんのケアにあたれることも、モチベーションにつながっています。また、講義で習うような難病の患者さんたちとのコミュニケーションを通して、その実態を知ることができ、学びを深めていけるのも魅力だと言えます。

アルバイトの経験を通して、言語聴覚士の役割の大きさを実感しています。例えば、「食べる」という行為は人間にとって大きな生理的欲求のひとつ。もし、自分が施したリハビリによって患者さんが自身で食事を摂れるようになれば、想像できないほどの達成感を得られるでしょう。また、患者さんから頼りにされたり、感謝されたりすると、大きなやりがいを感じることができるだろうと将来が楽しみです。

Refine

今の学びが将来、患者さんの幸せにつながると思うと頑張れる

私にとって高校までの勉強は、大学に入るための手段にしかすぎませんでした。今は学んだことすべてが自身の将来につながります。しかも、知識やスキルを磨いていくことで、より多くの患者さんを救えるようになります。実習やアルバイトを通してそう感じるようになり、より勉強に集中しようと意識が変わりました。今の勉強は「なぜそうなるのか」「その先はどうするのか」とさらに一歩踏み込むことが大切です。言語聴覚士を目指すようになってから、探究心が深まりました。

大和大学の魅力は、先生方と学生の距離が近いこと。国家試験に向けて勉強を進めていくうえで、大きなアドバンテージになっています。また、わからないことがあれば、いつでも気軽に相談できる環境であり、放課後や長期休暇には空き教室やゼミ室を開放してくださいます。コロナ禍で実習直前に中止の連絡が入ったときも、先生方が懸命に別の実習先を探していただき、臨床実習に参加することができました。臨床現場で使用するアイテムや検査道具が、たくさん揃っているのもポイントです。それらに実際に触れながら勉強できるので、とてもありがたいです。

卒業後は大学病院など、先端医療に携われる病院で経験を積むことが目標です。そして、より多くの患者さんから信頼される言語聴覚士を目指します。将来的には患者さんだけでなく、臨床現場の最前線で活躍する方々や有資格者の方々のサポートにも携わりたい。そうすることで、言語聴覚士の認知度アップに貢献できれば、これほどうれしいことはありません。

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