保健医療学部 看護学科では、小児看護学演習の講義を2年次の後期30時間15回で実施しています。本演習では、「気管支喘息の子どもと家族の看護」について、健康回復の為に必要な援助は何かを、各々で思考していくことを目的にグループ活動を行っていきます。個々の意見を尊重しつつ、活発な議論から疑問点を解決しながら援助を考えていき、発表に至ります。各グループから様々な工夫や援助が展開され、ロールプレイングで座学だけでは得られない実践的な学びが多く得られました。
この発表会を通じて、多角的視点から以下を学びました。
◎子どもや家族の役割を演じながら、発達段階や対象に添ったコミュニケーションが重要であること。
◎理論と実践の結びつけが必要であり、論理的思考や問題解決能力の強化が必要なこと。
◎患者や家族への関わりだけでなく、医療チームでの役割分担、コミュニケーションが重要であること。
今回の演習を通じて、自分の看護援助を振り返り、改善点を見つけることがで、さらなる成長が期待されます。