現在放送中のNHK連続テレビ小説『おむすび【平成から令和へ 病院・管理栄養士編】』に、新たなキャストとして嚥下(えんげ)・栄養をサポートする言語聴覚士役(杉沢聡)を犬飼貴史さんが演じることが発表されました。
この機会に、「言語聴覚士(ST)」という職業について知っていただきたいと思います。
~言語聴覚士とは?(日本言語聴覚士協会より)~
言語聴覚士(Speech-Language-Hearing Therapist:ST)は、ことばや聞こえ、飲み込み(嚥下)に問題のある方々を支援するリハビリテーション専門職です。
日本言語聴覚士協会によると、言語聴覚士は次のような役割を担っています。
「言語聴覚士は、ことばによるコミュニケーションや摂食嚥下機能に問題を持つ方々に対して、専門的な評価と訓練を行い、より良い生活が送れるように支援する専門職です。」(日本言語聴覚士協会より)
具体的には、以下のようなサポートを行います。
- ことばの障害への支援(失語症、発達障害、構音障害 など)
- 聞こえの障害への対応(聴覚障害、補聴器・人工内耳の調整 など)
- 嚥下障害へのリハビリ(飲み込みの評価と訓練、誤嚥予防 など)
病院、リハビリ施設、介護・福祉施設、学校など、さまざまな分野で活躍し、多職種と連携しながら支援を行っています。
ドラマを通じて知る「言語聴覚士」
『おむすび』では、犬飼貴史さん演じる杉沢聡が、患者さんの「食べる力」や「話す力」を支える言語聴覚士としてどのように描かれるのか、今後の展開が楽しみです。
言語聴覚士という職業に興味を持った方は、ぜひ3月20日(木・祝)に開催される本学のオープンキャンパスで実際に学べる環境を体験してみてください。
あなたの「ことば」や「食べる力」を支える仕事、考えてみませんか?

2024年11月12日(火)放送 読売テレビ「かんさい情報ネットten.」の「感ドー!ハッピー!おつかれ飯」のコーナーで本学言語聴覚専攻が紹介されました!