1月8日(水)4限「キャリアデザインⅠ」では、京セラコミュニケーションシステム株式会社による「実学イノベーション講座」が開催されました。
同講座では、まず会社の事業内容に関する説明がなされました。例えば、図書館DXでは、図書館の多様な業務を先端技術や自動化、SDGsを効率化し、地方の社会課題の解決を目指します。具体的には、創造支援DX、視覚支援DX、ロボティクスDX、SDGs・アクセシビリティDXなどの4つの視点から、より便利で使いやすい図書館サービスを実現する取り組みが進められています。また、生成AIの活用案として選書補助、レファレンス補助、アンケート回答補助、検索補助などによる図書館の利便性向上を目指します。こうした先端技術の活用を通じて社会貢献を図る姿勢が、受講生には非常に印象的な様子でした。
最後に、大学院を修了した社員が登壇し、大学院で培ったスキルが実際の業務にどのように活かされているのかという観点で講演しました。そのなかでは、「大学や周囲からの指示を待つのではなく、自分自身で情報を集め、主体的に行動することが求められる。より良い結果を得るためには主体的な姿勢が必要不可欠である」という点が強調されていました。

