1月6日(月)に大阪ユニセフ協会の槙野治さんをお招きして、SDGs特別講義を実施しました。今回の講義では、「世界の現状―SDGs達成の課題―」をテーマに、ユニセフの視点から見る世界の課題と、ユニセフによる課題解決に向けた活動についてご説明をいただきました。
SDGsの項目の内、ユニセフの活動は主に健康、衛生の分野で関わりがあることをご紹介いただき、6秒に1人5歳未満のこどもが亡くなっていることや、4540万人の人々が栄養不足になっているといった世界の状況についてご説明いただきました。
それらの問題を解決するために、ユニセフが行っている様々な活動についてご紹介いただきました。栄養不足のこどもたちの問題については、専用のリストバンドを利用し、腕の太さを計測することで、栄養補給状態を確認・栄養補給食を配布する活動を行っていることや、4人に1人が安全な水を飲めない問題については、衛生的に良くない水しか利用できない地域に「ポンプ式の井戸の設置」し、綺麗な地下水を利用できるような環境整備などを行っていることについてご説明いただきました。