作業療法学専攻の1年生を対象とした専門科目「運動学演習」において“箸操作”をテーマにした体験学習を行いました。これは、将来,作業療法士として病院や施設で働く際に必要となる“食事支援”の知識と技術を深めることを目的としています。
作業療法士は脳卒中後の片麻痺や、高齢による運動機能低下などで食事に困難を抱える方々に対し、箸操作の練習を通して食事動作の改善を支援することがあります。今回の演習では箸の持ち方や操作方法には様々な種類があることを学び、実際に体験することで、その違いを体感しました。
今回の演習を通して、学生たちは箸操作の奥深さを知り、作業療法士として必要な視点を養うことができました。この経験を活かし、将来、食事に困難を抱える方々の生活を支援できる作業療法士として成長してくれることを期待しています。