2024年12月11日の4限「キャリアデザインⅠ」では、本学情報学部特任教授の山本康正特任教授(西大和学園中高OB)が「自分たちの想像を超えた道を歩むために」をテーマに、実学イノベーション講座を実施しました。
山本特任教授は、まず自己紹介の後、人生において一番大切なスキルは「好奇心」であると指摘しました。そのなかで、「想像を超えた道を進むために必要なのが好奇心であり、それが尽きたら成長は止まる。人は誰と関わるかによって考え方などが変化するので、そういう意味では面白い人と関わるべきである」と強調されました。そのうえで、「世界で最も面白い人に会いに行くことで、好奇心が刺激され、新たな視野が開ける。人とのつながりを増やすことで、それまで他人事だったことが自分の関心事になり、多方面にアンテナを伸ばせるようになる」と論述されました。
つぎに、山本特任教授は未来を見据えたキャリアデザインについて語りました。そのなかで「これから必要になってくるものは、想像力、共感力、知的好奇心、英語力の四つである。『志は想像できる限界まで高く持つべき』であり、現実は志を超えないため、高い目標設定が必要だ」と語りました。また、若い人は失敗しても「死ぬ確率が低い」ため、どんどん挑戦するべきだと激励しました。
受講生からは、「今後の人生設計において『高い志を持つこと』と「挑戦を恐れない姿勢」を大切にしようという考えに至った」という声が聞かれました。このほかにも、「自分が興味のある事柄や、その関連する事柄について学ぶことで、自分の強みを作ることによって、就職や大学院進学に役立てたい」といった声などもありました。