12月17日(火)4限「キャリアデザインⅡ」では、大阪公立大学大学院情報学研究科の黄瀬 浩一教授をお招きして大学院進学講座を開催しました。
黄瀬教授は、最初に大阪公立大学院情報学研究科の概略を説明した後、連携機関である「ドイツ人工知能研究センター(DFKI)」との共同研究について説明されました。 DFKIは国や地方自治体、および企業などが出資する研究ラボです。例えば、瞬きの回数から人の思考を読み取る研究などを行っており、そのためにアイトラッカーや顔面温度を計測するサーモグラフィーなどを開発しています。
続いて、大学院進学の意義とその準備について説明がありました。大学院での研究は、専門分野を深く掘り下げ、独自の視点で課題を追求する場であることを強調されました。また、進学のための準備として、自分の興味関心を明確にし、それを研究計画に具体的に反映させることが重要であると強調されました。さらに、大学院での生活や研究を通じて得られるスキルが、社会でどのように活用されるかについても追論され、進学後のビジョンを明確にすることの必要性を重ねて示されました。
本講座を受講した学生からは、「情報学分野が持つ社会への影響力と、その重要性について深く理解できた」、「地域社会や産業の課題に対する解決策を見つけるために、学問だけでなく実社会との連携が非常に重要であると感じた」といった声が聞かれました。