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ニュース: 研究・教育

<保健医療学部>看護学科「小児看護学総論」 講義紹介

2024年12月27日

小児看護学総論では、それぞれの現場で活躍されているプロフェッショナルな講師をお招きしてリアルな授業を取り入れています。今回は看護師でありHospital Play Specialist(以下、HPS)の資格をもつ西尾 恵美 先生お招きして「障がいのあるこどもと家族の看護」というテーマでご講義いただきました。西尾先生は、大阪発達総合療育センター 訪問看護ステーション めぐみで勤務をされながら、HPSとして医療や教育機関で講演会を実施されています。

HPSとは、遊び(ホスピタル・プレイ)を用いて、医療環境をチャイルドフレンドリーなものにし、病児や障がい児が医療とのかかわり経験を肯定的に捉えられるようにするため、小児医療チームの一員として働く専門職です。西尾先生からは、医療的ケアが必要な在宅で生活する子どもたちの事例を通して、遊びの重要性や子どもの権利について学ぶことができました。子どもたちが興味をもって、目で見て手で触れて五感で楽しめる楽しいグッズもご提示いただきました。

学生たちからは、「子どもにとって遊びは欠かせないもので、遊びを上手く活用することで治療においても前向きに感じ取ってもらえることが理解できました」「HPSという仕事は、とてもやりがいのある素敵な仕事だと思いました」等の意見をいただきました。

昨年の卒業生である松丸 奈央 さんも西尾先生の講義に参加してくださいました。松丸さんは学生時代から小児看護をめざしており、学生のときに聴講した西尾先生の講義に感銘を受け、大阪総合発達療育センターに就職しました。障がいをもつ子どもたちとのコミュニケーションに苦戦しながらも、子どもたちと真摯に向き合う姿勢を忘れずに日々がんばっています。憧れの西尾先生と同じ職場で勤務し、同じ講義の場に立てたことで、松丸さんの笑顔はキラキラと輝いていました。

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