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ニュース: 研究・教育

<保健医療学部>理学療法学専攻で特別講義「災害リハビリテーション」を開催しました

2024年12月25日

理学療法学専攻2年生を対象に、「災害リハビリテーション」に関する特別講義を開催しました。講師には、大阪府理学療法士会災害対策部の先生方をお迎えし、災害リハビリテーションの重要性やJRAT※1の活動について解説していただきました。講義後半には、グループワーク形式でリハビリテーショントリアージ※2のシミュレーションを実施し、学生たちは、具体的な事例を通して、避難所における支援のあり方を深く考察し、生活環境の変化に対応した介入の必要性を学びました。

講義後、学生からは「リハビリテーショントリアージの重要性を改めて認識し、被災者の状態に合わせた適切な支援を提供したいという気持ちが強まりました」「避難所における生活環境の整備や心理的なケアの重要性、そして多職種との連携の必要性を学び、将来、災害現場で活躍したいという想いが強くなりました。」といった感想が聞かれ、今回の講義が学生たちの学びを深める貴重な機会となったことを実感しました。

本学では、今後もこのような実践的な学びの機会を積極的に提供することで、学生たちの専門性をさらに高め、社会で活躍できる人材の育成を目指してまいります。最後に、今回ご指導いただきました大阪府理学療法士会災害対策部の先生方に、心より感謝申し上げます。

<講師の先生方>
古田 宏 (岸和田徳洲会病院)
久井 康太郎 (岸和田徳洲会病院)
高尾 弘志 (大阪急性期・総合医療センター)
森川 明 (第二東和会病院)
中田 貴士 (国立病院機構大阪南医療センター)
能登 拓己 (訪問看護ステーション彩)
坂下 千尋 (訪問看護ステーションリハステージ)
大黒 健太 (大阪医科薬科大学病院)
松岡 雅一 (医療法人愛仁会)
福谷 克基 (大阪急性期・総合医療センター)
米田 哲也 (愛仁会リハビリテーション病院)

※1:JRAT
正式名称は一般社団法人日本災害リハビリテーション支援協会(Japan disaster rehabilitation assistance team)。リハビリテーション関連13団体により構成され、大規模災害発生時において、救急救命に継続したリハビリテーションによる生活支援等により、生活不活発病等の災害関連死を防ぐことを目的とする団体。

※2:リハビリテーショントリアージ
リハビリテーショントリアージとは、災害時など、多くの負傷者が発生し、リハビリテーションが必要な状況において、傷病者の状態やリハビリテーションの必要度を迅速に評価し、治療の優先順位を決めることを指します。

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