大和大学 大志を、まとえ。

検索したいワードをいれて検索してください

またはサイトマップもご覧ください

NEWS
ニュース: 研究・教育

<情報学部>大阪大学大学院特任研究員による大学院進学講座を開催しました

2024年12月13日

12月2日(月)の4限「キャリアデザインⅡ」において、大阪大学大学院情報科学研究科の宮本拓特任研究員による大学院進学講座を実施されました。

宮本特任研究員は、「大阪大学大学院情報科学研究科が学際性に富み、外部受験者にも多く受け入れる開放的な環境にある。そのため、入試は基礎的な内容が重視され、多様なバックグラウンドの学生に適している」と紹介しました。

次に、大学院進学とキャリアデザインを考える際の物差しとして、①いま何をやりたいのか、②将来どうなりたいのか、③どんな働き方をしたいのかの3つを挙げ、「現在わが国では情報系技術が使用されていない産業はほとんどないので、情報系の就職は引く手あまたである。逆に、長期的視点に立って明確なビジョンを定めなければ人生で苦労をする」と強調されました。そうしたなかで、「大学院進学はキャリアデザインの大幅修正ができるラストチャンスである。大学院に進学して得られるものは、特定分野の専門性、深い物事の捉え方、人脈、チャレンジできる環境という特権などである」と話されました。

最後に、宮本特任研究員は、大学発ベンチャー企業「株式会社エルシオ」が開発する「オートフォーカスグラス」を例示して次のように説明されました。2050年には10人に1人が失明のリスクを抱える社会において、エルシオは眼鏡を通じて目を守る商品を提供しようとしています。これにより、個々の目に最適な見え方を実現して提供することを目指しています。

今回の受講生から、「進学の動機付けと具体的な選択肢が提案され、将来の展望を考える意義を伝達する有意義な講座だと思った」、「大学院進学は単に専門知識を深めるだけでなく、キャリアデザインや将来の働き方を考える重要なステップであると思った」という声があがりました。その他に、「情報科学の研究が社会や産業と密接に結びついていることや、大学発ベンチャー企業といった新しいキャリアの可能性にも気づかされました」というような感想も多く聞かれました。

HOME > ニュース > ニュース: 研究・教育 > <情報学部>大阪大学大学院特任研究員による大学院進学講座を開催しました