10月19日 (土)、兵庫県神戸市の一般社団法人ことばの道より、言語聴覚士の安居和輝様をはじめ、スタッフの皆様および失語症当事者の方々をお招きし、言語聴覚学専攻2年生との交流会を実施しました。学生たちは、この会の開催に向けて、9月中旬からそれぞれの参加者に合わせたレクリエーションなどをグループごとに計画し、当日の交流会に臨みました。
学生たちからは次のような感想がありました。「授業で失語症について学んでいても、実際にコミュニケーションを取ろうとすると、うまくいかないことが多く、参加者に合った話題を考えるのが難しかった」「事前準備や情報収集の重要性を改めて理解できた」「『できないことをサポートする』のではなく、『できることをサポートする』という視点が大切だと感じた」「利用者さんに合わせた内容を考えていくことが、今後も重要だと思った」といった声が上がり、普段の授業では学べない気づきが得られました。
この交流会は、学生たちが言語聴覚士としての役割を認識する貴重なきっかけとなったと思います。
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