10月24日(木)に韓国の江陵嶺東大学から研修団の皆さんが来学いたしました。
江陵嶺東大学は、看護学部、健康科学部、理工学部、社会学部など6学部を擁する大学で、今回は健康科学部で理学療法士を目指す17名の学生の皆さんが来学してくださいました。
今回の来学は「グローバルな医療環境の変化に対応できる、国際的な視野を揃えたリハビリ治療士の需要の増加に伴い、学生のグローバル感覚を高めるため」に企画されました。
研修団の到着後、本学 保健医療学部 平林学部長の歓迎の言葉の後、江陵嶺東大学のLee Woojinリハビリテーション学科教授からも「同じ学問を学んでいる同士、技術の向上や学生の交流をさらに深めるために、国を超えて今後も積極的に活動をしていきたい」とご挨拶をいただきました。
本学からは、理学療法学専攻の足立先生より、「日本の医療制度について」説明しました。
高齢化社会が進む日本では、すでに3人に1人が高齢者となっていることなどの現状を説明したほか、その対策として、地域に根ざした医療・介護を進めて、その人の「暮らし」に寄り添ったリハビリ制度があることを紹介しました。
その一例として、訪問リハビリが増えていることを説明し、足立先生も自身が訪問リハビリを行っていた時の経験についても紹介し、研修団の学生の皆さんは真剣に聞き入っていました。