ミキハウスの国際的ブランドで知られる三起商行の創業者、木村晧一社長をお招きし、政治経済学部1年生を対象とした実学講座の講義を10月2日(水)に実施しました。
同社は野球をはじめ様々な分野のスポーツ選手を社員として雇用し、日本のスポーツ界を支える重要な役割を担っています。冒頭、その様子が映像で紹介されました。1988年のソウル五輪以来、今夏のパリ五輪までに同社から出場した選手は140人以上にも達しています。
講義の中で、木村社長は「画用紙10枚を買って『内職募集』の張り紙で始めた」と創業時の苦労を披露し、「いいものを安く、は大嫌い」「ミキハウスの商品はゴミ箱に行くものはない」と強調することで、質の高い商品力で勝負する市場戦略を長年、堅持してきたことを説明していただきました。
学生には「相手の目を見て話すのがコミュニケーションのポイント」「全てはコミュニケーションから始まる」とアドバイスをいただきました。学生からも多くの質問が飛び出し、国際的なビジネス展開をする同社への関心の高さを実感しました。