本年度より作業療法学専攻では、臨床で作業療法士として活躍している本学の卒業生によるリレー形式の講話で構成される「作業療法特論Ⅱ」が4年生を対象に開講されています。今回実施されたリレー講義はその最終回になります。今回(9月12日)、中島優莉先生(本専攻4期卒)をお招きし、主に生活期における作業療法の実際をご講話いただきました。
提示された症例についてのグループワークにて、ご家族や他職種からの情報収集の方法や情報の共有の仕方についてのディスカッションも組み込まれ、臨床的リアリティを感じることのできる内容でした。加えて、国家試験対策に関する学習ポイントや生活管理方法のアドバイスもあり、4年生にとってモチベーションを高めるための実り多い機会となりました。
卒業生も臨床で頼もしく活躍しています。作業療法学専攻では4年連続の国家試験全員合格に向けて一丸となって突き進んでいきます。