本年度から地域・在宅看護学実習Ⅱが始まりました。
2022年度からの看護師養成基礎過程のカリキュラムにおいて「在宅看護論」が「地域・在宅看護論」になりました。
旧カリキュラムでは在宅で療養している人を対象とした看護の学習でしたが、新カリキュラムでは地域に暮らすすべての人を対象とした看護について学ぶことになりました。本学においては地域・在宅看護学実習はⅠ、Ⅱ、Ⅲに分け、旧カリキュラムの在宅看護学実習は地域・在宅看護学実習Ⅱに移行しました。実習期間を2週間から3週間にいたしました。実習方法として、訪問看護ステーションでの臨地実習に加えて、「地域を理解する」ことを目標として、地区踏査で地域を実際に歩いてみたり、地域の情報を整理したりする時間や実践力を付けるために訪問看護シミュレーションの時間を加えました。
実習を通して学生たちが地域で生活している様々な状況にある療養者とその家族を全人的にとらえ、その人らしい療養生活が送れるように支援する能力を養う。また、地域包括ケアにおける看護実践を理解できるように取り組んでいます。