第6回は、浅香山病院から看護師長である小瀧 和人 先生と本学の卒業生である上田 一輝 様の2名の講師をお招きして、「精神看護学の魅力」について語っていただきました。
精神科看護師の役割は、精神的な疾患により日常生活に支障をきたしている人に対し、その人がその人らしく生活できるように支援することです。患者さんへの直接的な支援だけでなく、患者さんが自分で考え、行動し、自律した生き方を見つけられるよう、患者さんの個別性に合わせた看護が求められます。
学生アンケートでは、「精神科病棟の特徴や患者さんの症状に合わせてどういう対応をとるかなどを考えることができました」や「浅香山病院の師長さんと、そこで勤務する1期生の先輩が講義をしてくださり、とても親近感がわきました」等の記述があり、講義の内容に9割以上の人が「興味がもてました」と回答していました。
*本年度の豊かな教育 ―看護プロフェッショナルコース― は、今回をもちましてすべて終了しました。ご協力いただきましたすべての病院様と講師の先生方に感謝申し上げます。