5月20日(月)、株式会社大広/大広WEDOの濱口 隆義氏を特別講師としてお迎えし、社会学プロフェッショナル講座を実施しました。テーマは「広告コミュニケーションの潮流と、Z世代マーケティング」で、社会学部2年生216人が講義を受けました。
講義の中で濱口氏は、広告コミュニケーションの潮流について、自社の業務内容に触れつつ、具体的な広告を例に取り上げながら、街自体をメディアにする「メディアニュートラル」という発想や、そこに用いられる「掛け算思考」(街×人×広告、といった組み合わせ思考)について説明されました。また、一口に「Z世代」と言っても、それを3つに細分することができ、広告の展開にはそれぞれの位相に応じた内容を考えることが重要になることを示されました。そして最後に、大学生の今しかできないこととして、たくさんの経験を積み重ねる「遊び」の時間を大切にして欲しいと呼びかけました。
今回の講義を受講した学生の多くは、想像力や発想力を高めることを自身の課題ととらえ、そのために「遊び」を通して多くの経験を重ね、そこで得たものを組み合わせる思考の実践ができるようになりたいと振り返っていました。