去る2/22付けの産経新聞夕刊に「手塚講座」特集が掲載されました。
公開講座「手塚講座」は、令和5年9月から、翌年1月までおよそ月に一回、大阪商業大学蒼天ホールにて全5回のシリーズとして行われ、各分野の専門家により、それぞれの立場から講演と、フロアを交えた議論が行われました。
その第2回目には、本学社会学部より、油井清光教授と、立花晃准教授が登壇し、手塚作品「アドルフに告ぐ」をテーマに、それぞれ神戸のユダヤ人コミュニティに関する分析を交えた解説と、戦争と芸術の関係における手塚自身の作品に対する立場についての考察を交えた講演を行いました。
講演後フロアからは時間いっぱいまで質問が続き、手塚作品を今、改めて読み直す意義を確認するとともに、新たな魅力に気づく契機となりました。