今春開設の社会学部。社会学部の大きな特色のひとつである「社会学部プロフェッショナル講座」。
この講座は社会を深く理解するために、実社会の様々な分野の最前線で活躍する方々のリアルな声を聞くことによって、社会への関心や問題意識を深め、自分自身の将来目標を明確化していく取り組みです。
今回は、凸版印刷株式会社文化事業推進本部開発部部長の植山秀治様に「文化財VRとデジタルアーカイブ」をテーマにご講義いただきました。
印刷会社という枠を超え、情報表現やメディア開発技術を駆使し、世界文化遺産をはじめとする文化財を保存事業を行う同社。東大寺大仏殿や唐招提寺、日光東照宮などの歴史的建造物や、洛中洛外図屏風、システィーナ礼拝堂の壁画などの絵画作品をデジタルカメラで撮影し、数万カットに及ぶそのデジタル画像をデータ処理してCGで再現した映像をVR技術で視聴しました。
世界文化遺産をはじめとする文化財を保存する方法の一つとして、デジタル化の技術が有効であることを示していただきました。
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