11月29日(水)、言語聴覚学専攻3年生は「ニーズ・シーズンマッチング交流会2023」に参加しました。ニーズ・シーズンマッチング交流会とは、障害当事者の思いや要望をより的確にとらえた支援機器の開発に繋げるため、支援機器の障害当事者(ニーズ側)と支援機器の開発者(シーズ側)が自由に意見交換を行う場です。
はじめに、特例報告の「見えないバリアと聴覚障害者のICT機器の活用」「ICT活用で発達障害児の早期療育、保護者支援を全国へ」「欧州の自助具を日本へ」を聴講し、その後、障害者自立支援機器のブースをまわりました。学生は、おむつが50cc以上の重さが増すと感知し携帯電話に通知されるなど「このようなツールがあることを知らなかった」など初めて知る機器に関しての感想や、視線を利用して文字を打ち込む意思伝達支援装置や、義手、白杖使用者への歩行支援ツールなど実際に体験することで「非常に大きな経験となった」、「患者さんに提案する際にこの体験を活かしたい」などの感想もあり、充実した時間を過ごせていました。
実際に見学、体験することで、障害者のための様々な機器が開発されていることを知り、医療や福祉に対する全般的な視野が広がり、さらなる便利な機器への開発に今後携わる必要性も感じてくれたと思います