11月8、9日の2日間に分けて、言語聴覚学専攻3年生は補聴器工場を見学しました。場所は新大阪にありますNJH(ニュージャパンヒヤリングエイド)です。近年では3Dプリンターでイヤモールド(ひとりひとりの耳の形状に合わせたオーダーメイドの耳せん)を作製することが多い中、3Dプリンターはもちろん、手づくりでも丁寧に作製する工場です。
内容は、①支社長による講話、②補聴器作製の工程の説明と見学、③補聴器特性測定の見学、④補聴体験です。学生は、「思ってた以上に鮮明に聴こえることを知った」、「Bluetoothでの音楽機能もあり、最先端の技術が体験できた」など体験に関する感想や、「聞こえが悪くなったら早めに補聴器をつけるようにおすすめしたい」など、補聴器の現況を理解し言語聴覚士としての役割も考慮した感想もあり、非常に満足していました。実際に見学することで、補聴器のさらなる理解と、言語聴覚士としてどのように携わり活用していくかのイメージがより湧いたと思います。
学生のためにご準備いただきました、NJHの佐野様、山本様、上村様をはじめスタッフの皆様、心より感謝を申し上げます。また、このような機会をもうけていただきましたNJHの森嶋様、前回までご説明いただきました村田様にも心より感謝を申し上げます。