10月18日(水)、TOPPAN株式会社の寺師太郎氏を特別講師としてお迎えし、社会学部1年生216名が社会学プロフェッショナル講座を受講しました。テーマは「文化財VRとデジタルアーカイブ」です。
講義の冒頭、寺師氏は今月1日に持株会社体制へ移行したことに伴って旧凸版印刷株式会社から社名変更したことについて触れ、自社の事業について概説されました。次に、様々な文化財のデジタルアーカイブ化には自社の印刷をはじめ複数の技術が組み合わされていることを説明されました。そして、それをVRで再現することで、貴重な文化財を身近に鑑賞できるようになっていること話されました。また、TOPPANが紙を媒体とするこれまでの印刷業態からデジタルシフトできた背景には、先を見据えたアイデアを常に出し、その実現に向けて挑戦する自社の精神があることを説明されました。
今回の講義を受講した学生のひとりは、「時流を読むことで、デジタル化した時代の最先端を歩むことができる。無理と思える問題でも、実現できるように試行錯誤するチャレンジ精神が大切である」と振り返っていました。