10月12、13日の2日間、言語聴覚学専攻3年生によるOSCE（Objective Structured Clinical Examination）が開催されました。OSCEとは客観的臨床能力試験のことで、病院や施設での臨床実習を行うにあたり、臨床能力が身についているかが試される実技試験です。

内容は、①与えられた模擬症例の情報を読み込み、②症例に対しどのような医療面接や検査を行うのかを考え、③検査に必要な物品を選び、④患者役の教員に対して実践していきます。

最終的には全員無事に合格することができました。OSCE終了後の感想は、「緊張の連続だったので、終わってホッとした」や「これで少しは安心して臨床実習に臨める」、「ゼミのみんなで練習しなければ合格しなかった。みんなで練習できてよかった」などポジティブな感想や、一方では「もっと重度の患者様を想定しての練習をしとけばよかった」などの反省点も挙げられ、充実した表情でした。夜遅くまで各ゼミ一丸となって練習し、40名全員で試験を乗り越えることができたことは、今後の活力にもなると思います。