9月6日(水)、社会学部SDG研究推進室のラーメンユニット「麺の下の力持ち」の永井琉太さん(3年)と林なな子さん(同)が京都府の舞鶴市役所を訪れ、鴨田秋津市長を表敬訪問しました。
「麺の下の力持ち」は、大きさが不揃いで出荷しにくい煮干しを舞鶴市の企業から提供してもらい出汁に使用するなど、同市と食品ロス削減を進めています。表敬訪問では鴨田市長にそれらの取り組みを説明したほか、舞鶴市のSDGs(持続可能な開発目標)に向けた施策についてインタビューしました。市長は「(形だけの)なんちゃってSDGsは必要ない」と指摘。子育て支援や放置竹林の活用など地域課題の解決と経済活性化を両立させていく考えを示されました。
インタビューでうかがった舞鶴市の取り組みについては、永井さんらの研究グループが9月8日(金)、日本計画行政学会全国大会(東京都の日本大学で開催)で行った研究発表「学生ベンチャーと京都府舞鶴市の協働による地域課題解決に向けた取り組み」で紹介しました。
社会学部SDG研究推進室では今後も舞鶴市などと連携し、食品ロス削減や地域活性化など社会課題の解決に向けた取り組みを進めてまいります。