今年度の政治経済学部1年生を対象とする実学講座が本格的にスタートしました。
5/19(水)は、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)執行役員 創造本部副本部長の春名幸一先生による講義が行われました。
テーマは、『駅からはじまる魅力あるまちづくり』でした。
はじめに「JR西日本のおかれた状況とまちづくり」についてのなかで、人口減少にともなう鉄道業界をとりまく環境の変化やめざす未来、福知山線事故を原点とした安全性の向上、コロナ禍による経営の強靭化についてお話くださいました。また、「アーバンエリアのまちづくり」では、地方自治体と連携して駅を中心としたコンパクトシティの実現や、巨大ターミナル大阪駅は、阪急電鉄・阪神電鉄などと協力し、新しい時代に向けて駅を拠点とする「歩いて楽しいエリア」の開発についてお話いただきました。
最後に「鉄道のある暮らし」では、ワーケーションや地方移住など鉄道を合わせた新しい働き方についてご提案くださいました。
今後の実学講座では、アサヒビール株式会社や、日立造船株式会社など多くの企業がラインナップされています。