6月7日(水)、政治経済学部のキャリア研究Iでは、日立造船株式会社の顧問、古川実先生をお招きして第四回目の実学講座を実施しました。
講演のタイトルは「陸(おか)に上がった日立造船 船を造らない造船会社:生き残る者は変化し続ける者」で、副題のとおり、明治14年の創業以来、約150年の歴史を持つ日立造船が世界的企業となり、今日、造船事業を切り離して環境事業に転換した経緯をご説明ただきました。
特に、廃棄物処理をはじめとする資源循環(CE)事業を通じてカーボンニュートラルを実現し、地球温暖化防止に貢献しようとする日立造船の目標は学生達に多くの学びを与えました。古川先生は学生達のそばまで足を運んで熱心に質問にお答えくださり、将来の地球環境を担う責任を一同に強く印象付けてくださいました。