5月22日(月)、特任教授・山崎 拓先生(元自民党副総裁)による特別講義「国際関係論的視点に立つわが国の外交・安保政策概論」の第7回講義を、政治経済学部2年生対象の「キャリア研究Ⅱ」にて実施しました。
講義のテーマは、今月開催されたばかりの「G7(先進7か国)首脳会議」でした。開催後に出された声明の骨子について、特に核軍縮、ウクライナ侵攻、経済安全保障に関するご説明がありました。加えて、首脳会議中に開催されたQuad(日本、米国、オーストラリア、インドの枠組み)の首脳会談や核軍縮に関する主要な条約についても、詳細に解説いただきました。
山崎先生は、1985年にドイツ・ボンで開催されたG7に中曽根内閣の官房副長官として参加されており、会期中における米国レーガン大統領(当時)との二国間会合でノートテイカーをつとめられたといった貴重なお話も伺うことができました。