2022年10月31日(月)、社会学プロフェッショナル講座において、広告代理店大手の株式会社大広顧客価値開発局部長・シニアプロデューサー濱口隆義氏を特別講師としてお迎えし、「広告コミュニケーションの潮流と、企画のつくり方」というテーマで、社会学部2年生215人が講義を受けました。
講義の中で濱口氏は、自社の業務内容を例に取り上げながら広告会社の仕事について概説したあと、企画を立てる際には、「驚きの体験(Wow!)」、「(消費者が)広めたくなるようなコンテンツ」、「(消費者が)パッと見て理解できるコンテンツ」の3つが重要なポイントとなることを示されました。
また、自身のキャリアについて、当初希望していた某有名スポーツ用品メーカーへの就職のきっかけが、そのメーカーが展開する広告に惹かれたことであり、そこから、広告の力(チカラ)に関心を持つようになり、今があることを語られ、耳を傾ける学生からは自分の就職に引き寄せている様子がうかがえました。
受講した学生のひとりは、「何かをするときに何故それをするのか、それをするために何が必要なのか、目的とそれを達成するための達成要件をしっかりと考え、何事も進めていくことが必要だと感じました。パッと見て理解できるものがCMを作る上で大切だと聞いて、それはCMだけでなく、普段からの会話でも重要なのではないか」と、講義を振り返っていました。