7月25日(月)、サントリーホールディングス株式会社 サステナビリティ経営推進本部のチーフスペシャリストである山田健先生による実学講座を、政治経済学部「キャリア研究Ⅰ」の講義で実施しました。
今回の講義は、「サントリー天然水の森における生物多様性の意義」をテーマに行われました。
サントリーは良質な天然水を原料に飲料等を生産しており、また地下水涵養(=降雨・河川水が地下浸透して帯水層に水が供給されること)で重要な鍵は「健全な森林土壌の育成」であることから、全国の工場の水源涵養エリアで森林整備を行う「サントリー天然水の森」という活動を行っています。森林生態系が維持されることによって土壌の育成がなされること、および植樹の際にその地域の環境に最適となるよう地域性苗木を利用すること等、分かりやすくご説明いただきました。
山田先生は社内でコピーライター、編集、商品開発、研究等、多彩な業務に携わっておられるとのことで、今回の講義においてもさまざまな視点からのお話をいただけました。